業績バブルでは、見通しが最後に下がる――AIインフラへの資金集中とディープダイブの価値

BCAリサーチは、AIバブルはバリュエーション・バブルではなく業績(earnings)バブルだと見る。業績バブルでは、利益見通しが切り下げられるよりずっと前に株価が先に下がる。だからこそ、資金がAIインフラに集中する今、コンセンサスを待つのではなく、システム構造と先行指標を直接読むディープダイブ・リサーチが重要になる。本稿はその方法論を、Thesis OSと当ブログの実際の仕事を通じて淡々と整理する。

ゴールドマンのトークン需要 vs JPモルガンのメモリASPピークアウト:二つの見立ては本当に衝突するのか

ゴールドマン・サックスはAIエージェントが2030年までにトークン使用量を24倍に増やし、トークン当たりコストは年60-70%下がると見る。J.P.モルガンはDRAM・NANDのASP前年比上昇率が2027年から鈍化すると見る。相反して見える二つの見立てをP・Q・Cに分けると、2026年のメモリ・ベータから2027年以降のトークン原価削減スタックへアルファが移る一筋の経路が見えてくる。

AIインフラのマルチプル地図:なぜSamsung Electronicsは安く、Samsung Electro-Mechanicsは高く見えるのか

GPU、HBM、CPU、MLCC、FC-BGAは同じAIインフラサイクルに属するが、同じマルチプルを受けるわけではない。価格決定力、長期契約、顧客ロックイン、capex負担、ピーク利益疑念で分解する。

このブログはどう作られているのか — オープンソースのリサーチOS「Thesis OS」を公開します

Korea Invest Insights の記事は、人が一本ずつ手書きしているのではなく、「Thesis Investment OS」という仕組みを通して作られています。証拠を集めるアルファ(Alpha)、その証拠から判断を組み立てる格子(Lattice)、システム全体を保つアーキ(Arki)—この三つの役割が噛み合って動くオープンソースのリサーチOSです。本稿ではその構造をやさしい言葉で紹介し、GitHub リポジトリへご招待します。