KOSPI+1.75%も外国人2.2兆ウォン売り越し。エイピアール・ティーエルビー・テスが複数スクリーナーで同時点灯。クオリティ再評価候補を解説。
2026年5月13日、KOSPIは-1.69%で寄り付き7,400台へ下落したが、最終的に7,844.01(+2.63%)の史上最高値で引けた。同セッションで外国人投資家は₩3.76兆の売り越しを記録し、その分を個人(+₩1.89兆)と国内機関(+₩1.69兆)が吸収した。KOSDAQは-0.20%で終了し、地元DB上の騰落は955銘柄高 vs. 1,455銘柄安とネガティブだった。これは「相場全体の上昇」ではない。大型株への資金集中による圧縮型上昇だ。SK hynix +7.68%、Samsung Electro-Mechanics +7.41%、大徳電子(Daeduck Electronics)+11.64%、現代モービス(Hyundai Mobis)+18.43% — 強い銘柄はさらに強くなり、出遅れ銘柄は横ばいのままだった。最も分析的に興味深い事実は、米国CPIの高止まり、WTI再び$100超え、中東情勢の緊迫化、前日SOXの軟調といったリスクオフ要因を一切無視して上昇した点だ。マクロよりもフローと大型株個別ニュースが相場を動かした。
KOSPI 7,844(5日+4.7%)・韓国Neutral/米国Bull体制下で、ギガビス・テス・済州半導体が品質×機関資金×業績改善の3スクリーナーに同時通過。韓国株の再評価候補を詳説。
パール・アビスの1Q26決算はCrimson Desertの商業的成功と64.6%の営業利益率を証明した。次の問いは、5月21日のIRが資本配分・DLC/プラットフォーム展開・DokeVの視界確保を通じて、より高品質なバリュエーション・フレームへの移行を実現できるかどうかだ。
韓国ロボティクス・バリューチェーンの頂点に立つ2銘柄:Robotis(アクチュエーター専業 — 手指・関節駆動)とRainbow Robotics(ヒューマノイドプラットフォーム — Samsung Electronics 35%出資)。Robotisの2025年売上高₩38.9bn、営業利益黒字転換₩3.4bn、時価総額 約₩5.1tn。Rainbow Roboticsの2025年売上高₩34.1bn、営業損失 -₩2.5bn、時価総額 約₩16.2tn。売上高がより小さく赤字であるにもかかわらず、Rainbowの時価総額はRobotisの3倍に達する。その差が「Samsungオプション」の値段だ。問いは二つに分かれる:Robotisは「アクチュエーター・サプライヤーとしての業績トレンドが続くか」、Rainbowは「Samsungのロボティクス戦略が実際の売上に転換するか」。どちらも割高だが、四半期単位で検証できるのは一方だけだ。
韓国で最も注目されるロボット部品銘柄2社を徹底比較。SPG(減速機——Boston Dynamics、Rainbow Robotics、Samsung、LGすべてが調達)とハラキャスト(軽量ダイカスト構造部品、「グローバルAI自動車メーカー」からヒューマノイド部品を受注)。SPGは韓国ロボティクスのバリューチェーンの要;ハラキャストはその骨格を担う。時価総額はSPG約3.0兆ウォン・PER約110倍、ハラキャスト約6,200億ウォン・PER約62倍。どちらも割高だが、理由もリスクの形も異なる——SPGは「コア部品だから高い」、ハラキャストは「オプション価値が乗っているから高い」。
Pearl Abyssが1Q26決算と同時に、初の定量的通期ガイダンスを発表。売上高₩328.5bn、営業利益₩212.1bn、OPM 64.6%。営業利益はコンセンサス₩143.5bnを+48%上回った。さらに重要なのは、同社が初めて正式ガイダンスを提示したこと:通期営業利益₩487.6〜572.6bn、OPM 55〜59%。2QのCrimson Desert売上高ガイダンスは₩224.2〜276.5bn——1Qの₩266.5bnに対して-16%〜+4%の範囲であり、2Qを「崖」ではなく「踊り場」と位置づけている。本稿では開示数値を精緻に分解し、事前予想と実績を比較検証した上で、OPM 64.6%のコスト構造、ガイダンスの意味合い、今後の株価トリガーを整理する。
北極海航路はスエズ運河の完全な代替ルートではない。気候変動、地政学的リスク、砕氷船の制約によって形作られた季節限定のアジア—ヨーロッパ輸送オプションだ。韓国は2026年の釜山—ロッテルダム試験航行、北極海運立法、HMMの釜山移転を通じ、政策から実行フェーズへと移行しつつある。構造的な恩恵はHMM単体にとどまらず、極域造船、釜山港ロジスティクス、海事金融・保険、グリーン燃料、海事データインフラにまで広がる。
2026年5月12日のKOSPI日中急落と反発は、単なる半導体セクターのボラティリティではなかった。韓国のAI半導体スーパーサイクルが生み出す巨大な利益と税収を誰が享受すべきか——その政策論争が初めて市場で試された日だ。金龍範(キム・ヨンボム)大統領政策室長のAIシチズン配当論は、企業利益への直接課税より超過税収の活用論に近いが、「超過利益」「国民配当」という言葉は外国人投資家に韓国AI半導体ウィンドフォール税リスクとして読み取られた。
韓国バイオは今、広範なベータ買いが機能する局面ではない。データ・BD・ロイヤルティ・CDMOによって裏付けられた銘柄だけが機能する選別相場だ。5月末にはASCO(5/29〜6/2)、EASL(5/27〜30)、EHA抄録公開(5/12・6/2)が同一ウィンドウに集中する。五つの投資テーゼが同時進行している:オンコロジーBD(LegoChem Bio、Voronoi、GI Innovation、Lunit)、MASH(D&D Pharmatech DD01・48週生検データ)、SC変換ロイヤルティプラットフォーム(Alteogen)、CDMO+バイオシミラー(Samsung Biologics、Celltrion)、そしてFDA規制革新の長期オプションだ。核心原則はシンプルだ――臨床成功確率を買うのではない。「市場が織り込む成功確率」と「自分の内部推計」の*乖離*を買うのだ。FDAバイオシミラー規制緩和とリアルタイム臨床試験イニシアチブは長期オプションであり、近期の株価は試験データの質によって決まる。