文脈 本稿はFADUをAIデータセンター向けeSSDコントローラーのボトルネック企業として見る。現時点でHBFの直接恩恵銘柄とは分類しない。
要約
FADUの2Q26予想は売上690億から720億ウォン、営業利益110億から125億ウォンである。中心値は売上705億ウォン、営業利益118億ウォン、営業利益率16.7%だ。
2026年7月3日時点のローカルコンセンサスは、2Q26売上605億ウォン、営業利益93億ウォンである。中心値は売上で+16.5%、営業利益で+26.9%上回る。コンセンサス超過の可能性は高いが、大型サプライズではなく、明確なmoderate beatと見る。
重要なのは2Qに開示された契約総額ではない。主要契約の合計は約1,508億ウォンで、期間按分では2Qに約354億ウォンの露出がある。しかし6月の訂正開示で一部契約の終了日と支払条件が後ろ倒しになった。したがって2Qの実際の増分売上認識は95億から125億ウォン程度と見るのが妥当だ。
期待値のバー
| 指標 | コンセンサス | 中心予想 | 差 |
|---|---|---|---|
| 売上 | 605億ウォン | 705億ウォン | +16.5% |
| 営業利益 | 93億ウォン | 118億ウォン | +26.9% |
| 営業利益率 | 15.4% | 16.7% | +1.3pt |
市場が本格的な上方修正に動くには、売上750億ウォン以上、営業利益140億ウォン以上が必要だろう。
1Q26の基準線
| 指標 | 1Q26 |
|---|---|
| 売上 | 595.4億ウォン |
| 営業利益 | 76.9億ウォン |
| 純利益 | 102.1億ウォン |
| SSDコントローラー売上 | 479億ウォン |
| コントローラー比率 | 80.4% |
| SSD完成品売上 | 99億ウォン |
最も重要なのは製品ミックスだ。FADUが高いバリュエーションを維持するには、完成SSDの組立企業ではなく、eSSDコントローラーとファームウェアのボトルネック企業として認識される必要がある。
2Q契約
| 時期 | 製品 | 契約金額 | 2Q按分露出 |
|---|---|---|---|
| 4月13日 | エンタープライズSSDコントローラー | 151.96億 | 約68億 |
| 5月6日 | エンタープライズSSDコントローラー | 500.12億 | 約131億 |
| 5月22日 | エンタープライズSSDコントローラー | 286.84億 | 約57億 |
| 5月28日 | eSSDコントローラー | 約465億 | 約72億 |
| 5月29日 | SSD完成品 | 103.73億 | 約26億 |
契約額をそのまま2Q売上に入れるのは誤りだ。売上認識は納品、検収、会計条件によって決まる。
シナリオ
| シナリオ | 売上 | 営業利益 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| Bear | 620億-650億 | 90億-105億 | コンセンサス並みから小幅上振れ |
| Base | 690億-720億 | 110億-125億 | 明確なbeat |
| Bull | 780億-830億 | 145億-170億 | 大型サプライズ |
株価、資金フロー、バリュエーション
7月3日の終値は79,600ウォン、推定時価総額は約3.98兆ウォン。直近20営業日で外国人は約2,273億ウォン買い越し、機関は約1,176億ウォン売り越しだった。外国人フローは強いが、機関投資家の確認はまだ弱い。
FY2026E売上3,015億ウォン、営業利益448億ウォンを使うと、P/Sは約13.2倍、時価総額/営業利益は約89倍だ。割安株ではない。数字による継続的な証明が必要だ。
判断
判断はWait。条件付きエントリーには、2Q売上700億ウォン以上、営業利益115億ウォン以上、コントローラー比率80%前後が必要だ。売上650億ウォン未満、粗利率50%以下、主要契約の追加遅延、2社顧客依存が80%前後に残る場合、投資仮説は弱まる。
出所: Daum News、The Elec、DailyInvest、KIND、The Bell、Datatooza、2026年7月3日時点のローカル価格・フロー・コンセンサスDB。