本稿は Why Korea 5 の続編です。韓国市場の時価総額がAIメモリーで急拡大したなら、次に見るべきは資金フローです。
要約
- 外国人投資家は韓国市場全体から逃げたわけではありません。主に サムスン電子 と SKハイニックス を減らしました。
- Research OS local DBによると、2026年1月2日から5月22日までの外国人売り越しは 89.2兆ウォン。
- サムスン電子が -50.4兆ウォン、SKハイニックスが -34.4兆ウォンで、2銘柄合計は -84.8兆ウォン。全体売り越しの約95%です。
- 2銘柄を除くと、外国人売り越しは -4.4兆ウォンまで縮小します。
- 結論は「韓国売り」ではなく、AIメモリー大型株の分配と選別的セクターローテーションです。
投資上の含意
| 資産 | 見方 |
|---|---|
| サムスン電子 | コア保有、追加買いは保留 |
| SKハイニックス | 監視、追随買いは避ける |
| セルトリオン | 押し目候補 |
| Samsung SDI | 条件付き買い候補 |
| Hanwha Ocean | ウォッチリスト |
| Doosan Enerbility | 保有・監視 |
| Doosan Robotics、Padu、Seojin System | モメンタム追随は危険 |
最重要ポイントは、外国人が売ってもサムスン電子とSKハイニックスの株価が崩れないかです。崩れなければ、韓国市場は外国人主導から国内流動性主導へ移行している可能性があります。
データ:Research OS local DB(prices_daily, investor_flow_daily, foreign_ownership_daily)、2026年5月22日まで。
情報提供のみ。投資助言ではありません。