TL;DR
- Samsung ElectronicsとSK Hynixは、韓国半導体市場のエンジンであり続ける。ただし、今後2カ月の相対リターンを狙うなら、ETF保有がまだ小さく、資金流入が始まった2番手の装置、基板、検査、AIストレージ銘柄に注目したい。
- Thesis OSはNaver ETF 1,137本、韓国半導体Top50、ローカル価格・需給データを組み合わせた。候補はKorea Circuit、HPSP、TES、VM、FADU。
- Korea Circuitは最もバランスが良い。HPSPは資金フローの質が最も高い。TESとVMはファンダメンタルズの材料が強いが、短期では上がり過ぎている。FADUは高リスクのイベント・オプションだ。
核心
SamsungとSK Hynixは市場のエンジンだ。しかし2カ月のアルファは、すでに皆が持つ大型メモリーよりも、ETF保有が低く資金流入が始まった2番手銘柄から出やすい。
分析方法
対象は韓国半導体Top50。Naver ETF 1,137本、構成銘柄75,001行、2026年6月12日時点のThesis OSローカル価格・需給データを使った。ETFエクスポージャーはNAVと構成比率による推定であり、公式PCFではない。
比較基準
| 銘柄 | 2週 | 1カ月 | 3カ月 | ETF推定保有額 | 1カ月外国人+機関 |
|---|---|---|---|---|---|
| Samsung Electronics | +7.7% | +15.6% | +69.7% | 51.5兆ウォン | -15.2兆ウォン |
| SK Hynix | -6.1% | +17.2% | +125.1% | 52.1兆ウォン | -15.3兆ウォン |
両社はコア・エクスポージャーだ。ただし、すでに200本以上のETFに組み込まれているため、追加資金による価格インパクトは中小型の方が大きくなりやすい。
主要候補
| 優先 | 銘柄 | 分野 | 根拠 | 判断 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Korea Circuit | 基板 | 低ETF保有、機関買い、SOCAMM+FC-BGA | 最もバランス良好 |
| 2 | HPSP | 装置 | 外国人と機関が同時に買い | 資金フロー最良 |
| 3 | TES | 装置 | SK Hynix向け契約 | 強いが過熱 |
| 4 | VM | 装置 | 低ETF保有、機関蓄積 | 2番手装置ベータ |
| 5 | FADU | ファブレス/AIストレージ | SSDコントローラー契約、外国人買い | 高リスク・オプション |
結論
最もバランスが良いのはKorea Circuit。資金フローの質はHPSPが最上位。ファンダメンタルズ材料はTESとVMが強い。最も非対称な上振れ余地はFADUだが、これはコアではなくイベント・ポジションとして扱うべきだ。
共通ルールは明確だ。急騰を追わず、押し目を待ち、需給が続くかを確認し、テーマが売上に変わる証拠を見る。