マクロ・ダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 5,967.8 | +1.6% | → 横ばい |
| KOSDAQ | 1,121.9 | +2.9% | 強気 |
| VIX | 18.4 | -12.4% | 安定 |
| 米10年債 | 4.30% | -0.05pt | → 横ばい |
| USD/KRW | 1,471 | -1.8% | ウォン強含み |
| Brent原油 | $99.1 | +3.3% | 上昇 |
| DXY | 98.1 | -0.8% | ドル軟化 |
レジーム判定:韓国 Bull/米国 Neutral → KR選択的拡大
KOSPIは5,967水準で5日累計+1.6%、KOSDAQは+2.9%と相対的に力強い。VIXが18台まで低下し、ウォン高・ドル安が進むなかBrent原油は99ドル台へ上昇。米国はNeutralに留まる一方、韓国レジームが単独でBullへ転換した構図であり、米韓の乖離を意識した選別拡大スタンスが示されている。
マーケット・ラップ(4月10日クローズ基準)
韓国株式市場は「好銘柄がさらに上がる選別的リスクオン」の一日だった。朝方のレジームはNeutral判定だったが、実際の引け時点では強気バスケットへの集中資金流入が鮮明となり、一段階上の地合いとなった。ただし全面高ではなく、半導体・通信インフラ・中東再建テーマへの集中と、それ以外のテーマの失速が同時進行した。
強いセクター/テーマ
半導体・AIハードウェアが最大の主役。三星電機(Samsung Electro-Mechanics)、三星電子(Samsung Electronics)、テス(TES)がスクリーナー上位に並び、AI関連バリューチェーン内での資金移動として解釈できる動きが確認された。
通信インフラもほぼ同等の存在感。大韓光通信(Daehangwang Telecom)、ソリッド(Solid)、RFHIC(218410.KS)、KMW(케이엠더블유)が繰り返し言及され、5G・AI基地局周辺の設備投資拡大への期待が資金を引き寄せた。
中東再建・建設については、ハナ証券が現代建設をBuy・目標株価24万ウォンへ引き上げ、NHも建設業Positiveを維持。ただし場中にエントリーした銘柄の多くがVWAP・基準値を維持できず、ニュースは強くても追いかけ買いが機能しなかった局面が多かった。
電力・エネルギーはSMPが47%急騰し、ESS受注期待が浮上。構造的テーマとして注目は続くが、直接的な上位銘柄への資金流入はまだ限定的。
弱いセクター
バイオ全般は相対劣位。ゲームセクターも軟調で、選別色の強い地合いでは後回しになりやすい状況が続いた。外国人・機関どちらかによる売り圧力が残ったセクターは、追い打ちをかける形でアンダーパフォームした。
フロー・シグナル
外国人主導の半導体回復(三星電子への継続的純買い)と、機関による通信インフラ銘柄の集中が目立った。建設・バイオへのローテーション試みは場中に多く見られたが、継続性を欠いた。市場全体のブレッドス(50MA超え銘柄比率49%/200MA超え53%)はまだ中立圏であり、インデックス上昇の割に個別の勝率が選別的なことを示している。
今日のスクリーナー・スポットライト:スマートマネー × 業績改善(火曜日)
戦略概要: 機関・外国人の継続的な資金流入(スマートマネー)と、売上高・営業利益・純利益の改善が同時に確認される銘柄を選別するスクリーナー。単なるモメンタムではなく、ファンダメンタルズの変曲点に機関資金が乗っているかどうかを核心条件とする。本日は2,726銘柄のユニバースから戦略条件を満たす銘柄をスコアリングし、上位20銘柄を抽出した(基準時刻:2026-04-14 16:04 KST、市場レジーム:BULL)。
トップ10候補
| 順位 | ティッカー | 銘柄名 | 業種 | 戦略スコア | RS百分位 | 売上高YoY | 営業利益YoY | 純利益YoY |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 402340.KS | SKスクエア | 多角金融 | 0.818 | 98.5 | +77.8% | +124.4% | +141.6% |
| 2 | 000660.KS | SKハイニックス | 半導体 | 0.816 | 97.7 | +46.8% | +101.2% | +116.9% |
| 3 | 278470.KS | エイピアール | 化学製品 | 0.811 | 96.8 | +111.3% | +197.9% | +169.2% |
| 4 | 425420.KS | ティエフイー | 電子部品 | 0.807 | 93.2 | +51.8% | +334.1% | +1107% |
| 5 | 241520.KS | DSCインベストメント | 集合投資 | 0.807 | 95.6 | +16.8% | +48.7% | +67.9% |
| 6 | 080580.KS | オーキンズ電子 | 電子部品 | 0.802 | 97.2 | +41.5% | +484.2% | — |
| 7 | 307930.KS | カンパニーK | 多角金融 | 0.802 | 84.5 | +43.0% | +197.0% | +242.9% |
| 8 | 006800.KS | 未来アセット証券 | 金融サービス | 0.800 | 99.2 | +31.7% | +61.2% | +71.0% |
| 9 | 017960.KS | 韓国カーボン | 金属構造製品 | 0.798 | 91.5 | +22.5% | +188.5% | +401.0% |
| 10 | 043260.KS | ソンホ電子 | 電子部品 | 0.797 | 100.0 | +11.7% | +20.6% | +1024% |
上位3銘柄の注目ポイント
1位 SKスクエア(402340.KS) — SKハイニックス株式を中心に保有するIT持株会社。純利益が前年比+141.6%、営業利益+124.4%と急拡大しており、ハイニックスの業績V字回復がそのまま子会社価値に反映された形。RSパーセンタイル98.5と高値圏での強度を維持しており、「RS85+・NearHigh・MarginUp」タグが揃う。
2位 SKハイニックス(000660.KS) — 韓国最大のメモリ半導体メーカー。HBM(高帯域幅メモリ)需要を背景に売上高+46.8%・営業利益+101.2%・純利益+116.9%と業績の変曲点を完全に抜けた状態。外国人の継続純買いによるスマートマネースコアも高く、今日の市場テーマである「AI半導体バリューチェーン」の中核銘柄として機関の視野から外れにくい。
3位 エイピアール(278470.KS) — ビューティー・スキンケア領域のD2Cブランドを展開。売上高+111%・営業利益+198%という爆発的な業績成長がスクリーナーを押し上げた。RSパーセンタイル96.8で高値圏に位置し、ROE変化幅+34.0ptは全候補中最大級。半導体や通信インフラとは異なるコンシューマー成長テーマとして、セクター分散を求める機関投資家の資金が静かに集まっている可能性がある。
スクリーナー全体の読み方
今日のトップ20を俯瞰すると、電子部品(4銘柄)・多角金融(3銘柄)・通信装置(2銘柄)がカテゴリーとして上位に集中。個別では218410.KS(RFHIC)が営業利益+1960%という極端な回復率でランクイン——クローズ・ブリーフィングで「通信インフラの主役」と位置付けられていたことと一致する。また298040.KS(ヒョソン重工業)も電動機・変圧器メーカーとして電力インフラ需要の恩恵を受けつつ、業績とスマートマネー双方が揃う構成。全体として「実績の裏付けがある資金流入」が火曜日の韓国市場で最も機能しているファクターと言えよう。
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