韓国株Daily Wrap 2026-04-17:ブル継続・通信インフラ主導の選別相場

KOSPIとKOSDAQが5日で+6%超のブル継続。通信インフラ・半導体・建設再建が主導する選別相場。金曜Market Discoveryスクリーナーが108銘柄を捕捉、RS最上位銘柄を詳解。

1|マクロダッシュボード

指標現在値5日変化シグナル
KOSPI6,191.9+6.6%▲ 強気
KOSDAQ1,170.0+6.4%▲ 強気
VIX18.0-5.8%● 安定
米10年債利回り4.31%-0.01→ 横ばい
USD/KRW1,480-0.2%→ 横ばい
Brent原油$96.2-3.1%▼ 軟化
DXY98.1-0.3%→ 横ばい

レジーム判定:KR=Bull / US=Bull → スタンス:積極拡大

KOSPIとKOSDAQはともに週間で+6%超の上昇を記録し、KR/US双方でブル継続を確認。VIXは18台まで低下し、リスクオン環境を裏付ける。ウォンは1,480ウォン付近で安定推移、原油安は企業コスト面でプラス要因。KRブレッドスは50MA 64.5%・200MA 60.2%と健全圏を維持。FTD(Follow-Through Day)はDay 13を確認済みで、上昇トレンドの持続性をサポートしている。


2|マーケットラップ

本日の相場性格:「リーダー圧縮型の選別ブル」

本日の韓国株市場は全面高型の上昇ではなく、強い銘柄がさらに強くなる選別的ブルの典型的な展開となった。KOSPI・KOSDAQともに安定した値動きを維持しつつ、資金の集中先は明確に絞られていた。スクリーナー通過銘柄はKOSPI・KOSDAQ各54銘柄と均等分散したが、実際の主導力は特定テーマに凝縮された。

強軸セクター・テーマ

  • 通信インフラ / RFコンポーネント:大韓光通信(064260.KQ)、ソリッド(050890.KQ)、RFHIC(218410.KQ)、ケイエムダブリュー(032500.KQ)などが繰り返し主導株として浮上。RF머트리얼즈(294170.KQ)は当日+22%超の急騰を記録し、「AI/5G通信インフラ拡大」という構造的な資金移動を体現した。
  • 半導体・電子部品:삼성전기(009150.KS)は価格・需給・テクニカルの三拍子で最上位評価を継続。삼성전자(005930.KS)は外国人主導の回復トレンドが持続。半導体装置の테스(095610.KQ)も資金流入が確認された。삼성전기の強さがバリューチェーン内の資金移動の一環であれば、単独イベントではなく「質の高い強気」として解釈できる。
  • 建設 / 中東再建テーマ:ハナ証券が현대건설(000720.KS)目標株価を24万ウォンに引き上げ、NHおよびミレアセットも中東再建モメンタムを繰り返し言及。建設セクター全体に材料は豊富だが、대우건설(047040.KS)など複数銘柄が場中VWAP維持に失敗しており、テーマは有効だが追撃タイミングは次の出来高確認待ちというのが実態。
  • 電力・エネルギー:SMP+47%急騰、ESS受注期待が話題に。構造的なテーマとして有効だが、本日は通信・半導体に比べて直結する主導銘柄が限られ、観察レベルに留まった。

弱軸セクター

バイオ全般は「バイオ比重縮小、IT/半導体部品に圧縮」というコメントが繰り返され、相対的な劣後感が継続。場中過熱後にVWAP/基準価格を維持できず失敗に終わったテーマ追撃型の銘柄も散見された。

フロー面

삼성전자を中心とした外国人の継続的な純買いが確認された。SK텔레콤(017670.KS)も「防衛株+実績/配当ストーリー」として機関からのポジティブ評価が安定。ハナ証券は1Q業績プレビューでBuy・目標株価10万ウォン維持を発表した。

総括:本日は"全員参加型"ではなく主導株に資金が凝縮される圧縮型の強気。明日以降も「リーダー維持確認+弱軸整理+新規追撃自制」のフレームが基本となる。


3|本日のスクリーナースポットライト — Market Discovery(金曜日)

スクリーナーの仕組み

Market DiscoveryはRSパーセンタイル(52週相対強度)・出来高急増率(VR)・RSI・200日移動平均乖離率を組み合わせ、市場のモメンタムリーダーとブレイクアウト候補を毎日抽出するスクリーナーだ。FTD Day 13確認+Market Regime BULL(スコア100/100)という強力なバックドロップのもと、本日は108銘柄が通過(KOSPI 54・KOSDAQ 54の均等分散)。

RS上位銘柄(52週相対強度ランキング)

銘柄名ティッカー株価(₩)騰落率RSRSI乖離率
성호전자043260.KQ52,500+5.3%100.061.6115.2%
RF머트리얼즈294170.KQ100,900+4.9%99.868.1129.5%
대우건설047040.KS28,700+0.3%99.878.4141.2%
에이치엠넥스037460.KQ†7,700+20.3%99.770.5141.5%
미래에셋벤처투자214180.KQ46,300+19.6%99.676.9154.0%
아주IB투자027360.KQ11,930+8.8%99.368.7130.6%

†ティッカー要確認

出来高急増銘柄(本日の資金集中ポイント)

銘柄名ティッカー株価(₩)騰落率出来高
기가레인049080.KQ2,600+30.0%79,149,381
광전자017900.KQ13,810+7.1%59,496,592
랩지노믹스084650.KQ1,803+18.4%45,367,244
아주IB투자027360.KQ11,930+8.8%40,173,431

逆張り注目:제이알글로벌리츠(348950.KS)は-13.5%・RSI 25.5・乖離率70.7%まで売られており、REIT市場での深押しシグナル。

注目トップ3の詳細

① 성호전자(043260.KQ)— RS 100.0、過熱なき健全な主導株

積層セラミックコンデンサ(MLCC)などの電子受動部品を主力とするKOSDAQ銘柄。RS 100.0(市場全体で最上位)を達成しながら、RSI 61.6・乖離率115.2%と過熱感が限定的で、質の高い強気の典型例。出来高約230万株は流動性確保の観点でも十分。AI/データセンター需要を背景とした電子部品への構造的な資金集中を映している。

② RF머트리얼즈(294170.KQ)— 通信インフラ拡大テーマの直接受益株

5G基地局用RFフィルターおよび通信インフラ向け部品を手掛けるKOSDAQ中型株。当日+22%超(場中)の急騰を記録し、大韓光通信・RFHICなどとともに「5G/AI通信インフラ整備」テーマの中核と位置づけられる。RS 99.8・RSI 68.1・乖離率129.5%は過熱域に差し掛かっており、本日急騰後は眼前でのナローイングと出来高の再確認が必要。数日後の押し目が適切なエントリーポイントとなる可能性が高い。

③ 대우건설(047040.KS)— 中東再建テーマの最高RS、タイミングは慎重に

韓国大手ゼネコン。中東和平・インフラ再建報道を受け、ハナ証券・NH・ミレアセットが相次いで建設セクターポジティブレポートを発表。RS 99.8は市場全体で最上位クラスだが、当日騰落率は+0.3%に留まり、テーマの強さに対して株価の反応は抑制的。場中にVWAPを維持できなかった局面も確認されており、材料と人気は本物だが追撃タイミングは次の出来高急増を確認してからが原則。


データ注記:マクロレジームおよびMarket Discoveryスクリーナーは2026-04-17引け後データ。KRクローズブリーフィングは直近入手可能な2026-04-10付データを市場テーマ解釈に参照。

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