マクロダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 6,417.9 | +3.1% | 強気 |
| KOSDAQ | 1,181.1 | +1.6% | やや強含み |
| VIX | 19.1 | +6.6% | 安定 |
| US 10Y | 4.29% | +0.01pp | 横ばい |
| USD/KRW | 1,477 | +0.2% | 横ばい |
| Brent | $94.0 | +4.0% | 上昇 |
| DXY | 98.3 | +0.2% | 横ばい |
レジーム判定: 韓国 Bull / 米国 Bull → スタンス: 積極拡大
KOSPIは5日間で+191.88pt(+3.1%)上昇し6,418ポイント台へ。KOSDAQも1,181ポイントで週間+1.6%の堅調な推移を維持。VIXは19.1と水準自体は安定圏。原油(Brent $94)が週間+4.0%と急反発し、エネルギーおよび素材セクターへの追い風となっている。KR・USが同時にBullレジームを示すのは4月21日以来2日目であり、直近数週間のレジーム頻繁転換(4月17〜20日にかけてNeutral往来)を踏まえると、シグナルの持続性を慎重に見極める局面でもある。
マーケットラップ
4月22日(水)の韓国株式市場は、KR・USダブルブルレジームのもとで幅広いセクターに買いが波及する「ブロード・ラリー」の色合いを呈した。
市場のキャラクター: ブレッドスが大きく改善。KOSPIの50MA超え銘柄比率は62.7%、200MA超えは59.7%まで回復しており、一部銘柄への集中から市場全体への分散参加へとシフトが進んでいる。ディスカバリースコアは16日連続で100/100を記録し、モメンタムの継続性を確認している。
セクター別動向:
- 強気: 防衛・航空宇宙(한화에어로스페이스 012450.KS が外人持ち株+0.33pp継続)、化学・素材(금호석유화학 011780.KS、케이씨씨 002380.KS)、食品消費財(오리온 271560.KS)
- 堅調: 金融(BNK금융지주 138930.KS、삼성증권 016360.KS)、通信(LG유플러스 032640.KS)、航空(대한항공 003490.KS が外人+0.82pp)
- 様子見: 直近出来高の薄い小型バリュー、ファンダメンタルズが横ばいのターンアラウンド候補
外国人フロー: 今週の外国人フローは「騒がしくない積み上げ」が特徴的だ。大型株では한화에어로스페이스(012450.KS)や이마트(139480.KS)、한솔케미칼(014680.KS)などへの継続的な外人フローが確認されている。スクリーナーが検出した通り、ブレイクアウト前のコイリング局面で静かに買いを積む銘柄数が増加しており、次の上昇ステージへの布石とも読める。
リスクファクター: Brent急騰がインフレ懸念を再点火する可能性、USD/KRW 1,477台の高止まりによる輸입コスト圧力、そしてVIXが低水準ながら+6.6%の小幅上昇を示している点には注意が必要だ。
本日のスクリーナースポットライト — Quiet Accumulation(クワイエット蓄積)
水曜スクリーナー: 静かな外国人蓄積
このスクリーナーはブレイクアウト前のコイリング局面を捉える設計だ。30日価格レンジ≤24%の横ばい推移、RSI中立域(38〜62)、60日MA上維持、かつ外人持ち株比率の20日変化+0.05pp以上という条件を同時に満たす銘柄を選別する。スマートマネースクリーナーが「出来高急増後」「RS強気後」を捉えるのに対し、こちらは外国人が気づかれる前に動いている局面を狙う。本日は全106候補中22銘柄がTier A(タイトコイル、レンジ≤12%)に入選した。
Tier A — タイトコイル トップ10
| # | ティッカー | 銘柄 | 終値(ウォン) | レンジ% | RSI | 外人% | Δ20d | ROE | OPM | fwdPER | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 014530.KS | 극동유화 | 3,930 | 11.9% | 51.7 | 6.19% | +4.02pp | 0.6% | 1.5% | — | +1.14 |
| 2 | 002140.KS | 고려산업 | 2,830 | 8.0% | 55.4 | 6.99% | +2.80pp | 8.4% | 4.6% | — | +0.79 |
| 3 | 271560.KS | オリオン | 137,100 | 8.3% | 59.1 | 36.80% | +0.88pp | 10.5% | 16.8% | 12x | +0.70 |
| 4 | 014830.KS | ユニード | 85,900 | 9.0% | 57.8 | 12.02% | +1.17pp | 6.2% | 6.6% | 7x | +0.48 |
| 5 | 383220.KS | F&F | 67,000 | 12.0% | 56.4 | 12.15% | +0.50pp | 23.2% | 24.2% | 6x | +0.47 |
| 6 | 192080.KS | DoubleU Games | 51,600 | 8.7% | 56.2 | 18.84% | +0.28pp | 11.3% | 32.3% | 6x | +0.43 |
| 7 | 091700.KQ | パートロン | 8,320 | 11.7% | 54.2 | 24.89% | +1.31pp | 6.6% | 3.3% | — | +0.40 |
| 8 | 095570.KS | AJネットワークス | 5,140 | 5.7% | 52.5 | 6.48% | +0.36pp | 6.3% | 6.7% | 11x | +0.28 |
| 9 | 147830.KQ | 제룡산업 | 7,940 | 10.8% | 56.3 | 5.81% | +1.04pp | 13.9% | 27.9% | — | +0.25 |
| 10 | 001800.KS | オリオンHD | 24,000 | 11.6% | 49.7 | 10.23% | +0.31pp | 5.0% | 14.4% | — | +0.22 |
注目トップ3の概要
オリオン(271560.KS)— 韓国製菓最大手、高利益率のグローバル消費財 韓国を代表する製菓企業で、中国・ベトナム・ロシアへの海外展開が利益成長を支える。OPM 16.75%、ROE 10.51%という高い収益性にもかかわらず、株価は8.3%の狭いレンジでコイリング中。外人持ち株比率36.8%と機関投資家の支持が厚く、fwdPER 12倍と割高感もない。売上YoY+7.4%という安定成長と合わせ、静かな蓄積フェーズの教科書的事例。
F&F(383220.KS)— MLBアジアライセンスを持つプレミアムファッション MLB(アジアライセンス)やDiscoveryブランドを傘下に持つファッションコングロマリット。OPM 24.23%、ROE 23.16%と際立った資本効率を誇る。fwdPER わずか6倍という低バリュエーションにもかかわらず外人Δ20dは+0.50ppと地道な積み上げが続く。中国・東南アジアでのブランド浸透加速が次のカタリスト候補。
DoubleU Games(192080.KS)— ソーシャルカジノの高収益デジタルプラットフォーム ソーシャルカジノゲームに特化したデジタルゲーム企業。OPM 32.25%という驚異的な利益率を維持しながら株価は8.7%のタイトなレンジで推移。外人持ち株比率18.84%で20日に+0.28ppの静かな買い継続。売上YoY+13.6%、fwdPER 6倍と収益性・成長性・バリュエーションの三拍子が揃う。
Tierをまたいだ注目: 한화에어로스페이스(012450.KS)
Tier Cながら全ティア通じて最高スコア+1.61を記録。売上高YoY+137.6%、fwdPER 31倍。外人持ち株比率45.2%で20日+0.33ppの継続買い。防衛費拡大という構造的テーマの中核銘柄として別格の存在感を示している。
本レポートは市場データの分析を目的とするものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。