Korea Daily Wrap 2026-04-27: ハンファビジョン・ウウォン開発・ファミセルがPEAD上位、半導体・電力機器主導

KOSPI+2.5%のリスクオン全面高。外国人・機関同時買いで半導体・電力機器・造船エンジンが主導。PEAD決算ドリフト・スクリーナーでは한화비전(489790.KS)など超高成長銘柄が多数浮上。

マクロ・ダッシュボード

指標現在値5日変化シグナル
KOSPI6,615.0+3.5%強気
KOSDAQ1,226.2+4.0%強気
USD/KRW1,470+0.1%横ばい
VIX19.0−2.8%安定
US 10年債4.31%+0.06pp横ばい
Brent原油$100.4−1.5%安定

レジーム判定: 韓国 Bull / 米国 NeutralKR 選択的拡大フェーズ。50MA超え銘柄比率68.0%、200MA超え60.4%と市場ブレッドスは広く、KR DiscoveryスクリーナーはDay 19連続でBull確認中。VIX 19台への低下と原油の落ち着きがリスクオン環境を下支えしている。


本日の市場ラップ

市場の性格:外国人・機関同時買いによるリスクオン全面高

4月27日の韓国株式市場は、外国人・機関投資家の同時買いが主導するリスクオン・セッションとなった。KOSPIは午後2時20分時点で**+2.51%、KOSDAQも+1.83%**まで上昇幅を拡大。スクリーナー通過銘柄は211と広範なブレッドスを示し、特定セクターへの偏りではなく市場全体での資金流入が確認された。

強いセクター

本日の主役は半導体・HBM。前夜のインテル好決算とフィラデルフィア半導体指数急騰を受け、SK하이닉스(000660.KS)が+6%超、삼성전자(005930.KS)も+2%台と追随した。AIデータセンター需要の拡大がサプライチェーン全体を押し上げる構図は鮮明で、大신証券もKOSPI利益予想の上方修正と半導体主導継続を強調している。한미반도체(042700.KS)はRS 97.5・出来高5.9倍急増にCEOによる300億ウォン自社株取得ニュースが重なり、スマートマネー流入のシグナルとして注目されたが、当日比+26%超の急騰後であり新規追撃より押し目待ちが基本となる。

電力機器・エネルギーインフラもAIデータセンター電力需要テーマで高相対強度を維持。造船エンジン・機械セクターでは한화엔진(082740.KS)が1Q26営業利益514億ウォン(コンセンサス比+15%上振れ)の好決算を背景に**+16.5%急騰。SK証券は目標株価を72,000ウォンから100,000ウォン**へ引き上げ、LNG船低速エンジンのマージンが「ハイシングル→ミッドティーン」に改善、米国データセンター向け4ストロークエンジン受注インクワイアリーの可能性にも言及した。ロボット・フィジカルAIテーマも活況で、로보티즈(108490.KS)は+19%・RS 98.9まで上昇した。

弱いセクター

通信、製薬・ディフェンシブ、一部2次電池銘柄は相対的に軟調。リスクオン相場で資金が高成長テーマへ集中し、利回り系・防衛的銘柄は典型的な機会コスト局面となった。


本日のスクリーナー・スポットライト — PEAD(決算発表後ドリフト)

スクリーナーの考え方

PEAD(Post-Earnings Announcement Drift)は、決算サプライズ発表後1〜4週間にわたり株価が発表方向へドリフトし続けるという学術的に最も実証された市場アノマリーの一つ。本スクリーナーは ①営業利益・売上高のYoYサプライズ ②利益率拡大 ③MA50超え・52週高値近接という初期確認シグナルの同時成立銘柄を捕捉する。現時点(4月)は2025年通期決算サプライズのドリフト・ウィンドウに相当。本日の候補数はTier A 38銘柄、Tier B 27銘柄、Tier C 27銘柄の計92銘柄。

Tier A 上位10銘柄(強烈なサプライズ:OP YoY≥40%、売上YoY≥15%、利益率変化≥+2pp)

#ティッカー銘柄名株価(KRW)OP YoY売上YoYΔ利益率RS%スコア
1489790.KS한화비전88,800+2,851%+263%+7.95pp73+3.72
2046940.KQ우원개발5,650+2,300%+24%+16.92pp78+2.46
3005690.KS파미셀18,930+630%+76%+22.90pp84+1.82
4330730.KQ스톤브릿지벤처스6,690+297%+80%+28.89pp75+1.82
5307930.KQ컴퍼니케이9,440+197%+43%+23.59pp78+1.44
6006910.KQ보성파워텍12,190+458%+91%+11.92pp97+1.24
7100840.KSSNT에너지57,500+401%+106%+10.81pp73+1.21
8021080.KQ에이티넘인베스트3,600+137%+37%+19.21pp72+0.95
9425420.KQ티에프이65,200+334%+52%+11.09pp95+0.90
10356860.KQ티엘비82,500+665%+44%+8.17pp96+0.89

上位3銘柄の解説

한화비전(489790.KS)— スコア +3.72、本日全候補トップ 한화グループ傘下のセキュリティ・映像監視ソリューション企業。OP YoY +2,851%という極端な数字はベース効果を含むが、利益率が+7.95pp拡大してOPM 9.06%まで回復したことが本質的なサプライズ。52週高値まで残り4.2%の余裕があり、MA50比+15.3%と上昇確認済み。5日リターン+4.6%と現在進行形のドリフトが確認できる。

우원개발(046940.KQ)— スコア +2.46、マージン改善の筆頭 インフラ・建設エンジニアリング系の中堅企業。営業利益率の改善幅が+16.92ppと全候補中最大級で、OPM 17.85%・ROE 36.78%という水準の高さが際立つ。20日リターン+28.3%とドリフトが活発だが、52週高値まで3.6%の余地が依然残る。

파미셀(005690.KS)— スコア +1.82、バイオ分野の黒字転換 줄기세포・バイオファルマ企業で、OP YoY +630%は実質的な赤字→黒字転換に相当。OPM 30.08%・ROE 38.31%と収益性が急回復し機関投資家の視野に入りやすいプロファイル。5日リターン−1.4%と直近は小幅調整中であり、ドリフトの第2波を探る局面にある。

本日の市場コンテキストとの整合性

リスクオン相場を背景にPEAD候補群でも出来高が膨らんでいる。半導体製造装置・部品バリューチェーンとして원익IPS(240810.KQ、RS 98)・티에프이(425420.KQ、RS 95)・티엘비(356860.KQ、RS 96)は今週のテーマとの親和性が高く継続注目に値する。一方、보성파워텍(006910.KQ)はRS 97の高相対強度だが5日+20.9%の急騰後であり、新規追撃より押し目形成の確認を優先したい。また삼성전자(005930.KS)はTier B入りを果たしており、PEAD観点からも決算サプライズのドリフト継続シナリオを支持する材料となっている。


本稿は情報提供を目的とするものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。


Disclaimer: For research and information purposes only. Not investment advice. Names cited are for analytical illustration; readers should perform their own due diligence and consult licensed advisors before any investment decision.

Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。