韓国クオリティ・リレーティングWatch 2026-05-07: RFHIC・ウォニクIPS・HD韓国造船海洋

KOSPI+1.43%でブル継続。5スクリーナー重複のRFHICを筆頭に、ウォニクIPSとHD韓国造船海洋が本日の再評価候補として浮上した。

マクロ・ダッシュボード

指標現在値5日変化シグナル
KOSPI7,490.1+11.9%📈 強気
KOSDAQ1,199.2−1.7%→ 横ばい
USD/KRW1,452−1.5%🟢 ウォン高
VIX17.5+2.8%🟢 安定
米10年債4.36%−0.03pp→ 横ばい
Brent原油$98.5−13.9%📉 下落

レジーム判定:韓国 Bull/米国 Bull → 積極拡大局面

KOSPIの5日騰落率は+11.9%と大型株が力強く上昇した一方、KOSDAQは小幅マイナスにとどまり、大型株と中小型株の乖離が13.7ポイントに拡大している。ウォン高と原油下落はインフレ懸念の緩和に寄与しており、マクロ環境は引き続き追い風だ。


本日の市場概況

5月7日の韓国株式市場は、「圧縮型リスクオン」と呼ぶべきセッションだった。KOSPI(7,490.05、+1.43%)は大型株主導で堅調に推移した半面、KOSDAQ(1,199.18、−0.91%)は中小型・バイオ・ゲームの一角が売られ、指数全体では弱含みとなった。

売買代金はKOSPIで49.8兆ウォン、KOSDAQで16.9兆ウォンと商いは活発で、運用スクリーナーはBULL判定を維持。50日移動平均線超えの銘柄比率56.0%、200日線超え56.5%と、選別余地は十分にある。

強かったセクターは半導体・AIインフラ、電力・エネルギー、一部の造船・証券だ。AIデータセンター向け投資拡大を背景に、半導体関連の大型株に資金が集中した。特に半導体ETFの構成銘柄再編報道(AI半導体ETFが主要2銘柄で合算50%の組み入れに移行予定)が市場心理を強気に押し上げた。ミレアセット証券は電子部品大手の目標株価を53万ウォンから130万ウォンへ145%引き上げており、AI基板・MLCCの再評価が加速している。

弱かったセクターはKOSDAQ中小型・バイオの一部とゲーム株。イベント期待剥落後の売りが重なった。

外国人・機関の動向では、半導体大型株に対する機関買いは継続しているものの、外国人は大型半導体株を同日に大規模売り越しており、資金主体に乖離がある。造船セクターでは外国人・機関ともに順買いが確認され、5日累計での流入が目立っている。

AI通信ネットワーク(CPO・光インターコネクト)に関するアナリスト注目も継続。米アリスタネットワークスの1Q好決算を受け、韓国の基板・通信部品サプライチェーンへの関心が高まっている。


本日の注目再評価候補

本日は5スクリーナー(クオリティ・コンパウンダー、スマートマネー・クオリティ、サイクル・リレーティング、スマートマネー・実績改善、PEAD)が使用可能であり、重複数が多い銘柄を優先している。

スクリーナー重複マップ(上位10候補)

ティッカー銘柄名メタスコア重複数適合スクリーナーRS%
218410.KQRFHIC93.05QC・SM質・サイクル・SM実績・PEAD97〜99
240810.KQウォニクIPS64.94SM質・サイクル・SM実績・PEAD95〜98
009540.KSHD韓国造船海洋61.04SM質・サイクル・SM実績・PEAD73〜82
089970.KQブイエム71.33QC・SM質・SM実績95〜96
402340.KSSKスクエア48.92QC・サイクル99
037030.KQパワーネット39.52SM質・サイクル96
322000.KSHD現代エネルギーソリューション41.62サイクル・PEAD98〜99
000660.KSSKハイニックス63.52QC・サイクル98
058470.KQリノ工業35.42QC・PEAD89〜93
147830.KQジェリョン産業42.72QC・サイクル88〜89

QC=クオリティ・コンパウンダー、SM質=スマートマネー・クオリティ


上位3銘柄 詳細コメント

① RFHIC(218410.KQ)— メタスコア93.0、5スクリーナー制覇

通信・放送機器メーカー。GaN(窒化ガリウム)パワー半導体を軸に、5G基地局向けRFアンプで実績を持つ。本日は全5スクリーナーで上位に入る唯一の銘柄だ。営業利益はYoY+1,960%と急回復しており、OPM改善幅は+15.3ポイント。5日間の外国人・機関合算買い越しは+274.8億ウォンと資金流入も鮮明だ。PEAD(決算発表後ドリフト)スコアは+3.02と全候補中トップ。4月27日に暫定決算を開示済み(DARTカタリスト公示1件)で、公式材料もある。確認事項:PER93倍と高バリュエーション。業績回復の持続性と受注パイプラインの深掘りが次のステップ。

② ウォニクIPS(240810.KQ)— メタスコア64.9、4スクリーナー

半導体製造装置(CVD、ALD等)メーカー。SKハイニックス・サムスン電子向けHBM製造工程に深く関わる。5日合算買い越し+262.5億ウォン、外国人・機関ともに流入が続いている。営業利益YoY+596%、マージン改善+6.7ポイント。PEADスコア+0.99。プログラム買いが+14.5%に達し、ETF・インデックス経由の資金流入も加わっている。4月29日には決算公示予告(DART中立公示)も確認された。確認事項:ROE9.1%はまだ低位。装置受注残とHBMサイクルのラグを次回決算で確認する必要がある。

③ HD韓国造船海洋(009540.KS)— メタスコア61.0、4スクリーナー

HD現代グループの持株型造船会社。傘下にHD現代重工業・現代尾浦・現代三湖。造船需要の長期回復を背景に、外国人・機関の同時買い越しが5日で+205.8億ウォンに達した。マージン改善+7.4ポイント、PEAD+0.07で実績改善の初期確認段階。本日(5月7日)にはDARTへ連結暫定実績を開示し、カタリスト材料が揃っている。注意点:短期空売り比率5.8%、外国人持ち株比率33.8%と機関投資家の分布が広く、需給はやや複雑。DARTにリスク公示1件あり、内容確認を要する。


本稿はスクリーナー出力に基づく調査・参考情報であり、投資推奨ではありません。個別銘柄への投資判断は自己責任でお願いします。

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