マクロダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 7,498.0 | +13.6% | 📈 強気 |
| KOSDAQ | 1,207.7 | +1.3% | → 横ばい |
| VIX | 17.1 | −6.5% | 🟢 安定 |
| 米10年金利 | 4.39% | +0.01 | → 横ばい |
| DXY | 98.0 | −0.5% | 📉 弱含み |
| USD/KRW | 1,466 | −0.4% | → 横ばい |
| ブレント原油 | $100.1 | −12.5% | 📉 下落 |
レジーム判定: 韓国 Bull / 米国 Bull — スタンス: 積極拡大
KOSPIは5日で+13.6%と急騰し7,498で着地。KOSDAQはほぼ横ばいで大型株との乖離が12.3ptに拡大している。VIXは17.1と落ち着いており、リスクオン環境は継続中だ。原油の急落(ブレント−12.5%)とドル安が韓国株のバックウィンドになっている。
マーケットラップ
本日の韓国株市場を一言で表すなら「強気ベースのセレクティブ」だ。KOSPIのフォロースルーデーはDay 17に到達、ブレッドスコアは100/100でBull判定、通過銘柄数290と選別環境は良好な数字が並ぶ。しかし市場全体が無差別に上がる日ではなかった。
強いセクター:電線・光通信、電力・エネルギー、半導体部品
가온전선(가온전선)はほぼストップ高の+30.0%を記録し、機関が213億ウォンを買い越した。대한전선(대한전선)は+12.8%、外国人+1,677億・機関+353億・プログラム+1,715億と分厚い資金流入が確認できた。光通信テーマの대한광통신(대한광통신)もRS 99.9分位でモメンタム最上位圏に浮上している。これらは「AIデータセンター→光ネットワーク→変電・電線」という資金連鎖の出口として市場が意識し始めたテーマだ。半導体部品では대덕전자(대덕전자)が+2.1%かつ外国人・機関・プログラムの三者同時買い越しと、本日最もクリーンな資金フローを見せた。
弱いセクター:ゲーム、大型半導体の外国人売り
Pearl Abyss(펄어비스)は5日−12.4%と下落が続き、空売り残も依然として高い。固有のリスクが表面化しているケースであり、テーマとは無関係に精査が必要だ。サムスン電子(삼성전자)は外国人が−2.5兆ウォンを売り越し、プログラムも−1.7兆ウォンと大規模な売り圧力がかかった。株価は−1.1%にとどまり底堅さは示したが、「外国人売りの縮小を確認してから判断する」フェーズが続く。
資金の逆行シグナル
キウム証券(키움증권)は外国人・機関・プログラムが三者そろって買い越したにもかかわらず株価は−2.9%。こうした価格と資金フローの乖離は、需給が本当に定着するかを翌日以降で見極めるサインだ。
本日のクオリティ再評価候補
メタスクリーナーが132銘柄をカバーし、5つのスクリーナー(クオリティコンパウンダー・スマートマネー質・サイクル再評価・スマートマネー実績・PEAD)を統合してランキングした。
トップ候補テーブル
| Rank | Ticker | 銘柄名 | メタスコア | 交差数 | 主なシグナル | ROE | OP YoY |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 218410.KQ | RFHIC | 93.3 | 5 | QC・SM質・サイクル・SM実績・PEAD | 8.8% | +1,960% |
| 2 | 089970.KQ | ブイエム(VM) | 65.7 | 3 | QC・SM質・SM実績 | 17.3% | — |
| 3 | 240810.KQ | ウォニクIPS | 62.6 | 4 | SM質・サイクル・SM実績・PEAD | 9.1% | +596% |
| 4 | 053610.KQ | プロテック | 58.5 | 2 | QC・サイクル | 14.6% | +246% |
| 5 | 000660.KS | SKハイニックス | 54.4 | 2 | QC・サイクル | 44.1% | +101% |
| 6 | 009540.KS | HD韓国造船海洋 | 50.6 | 4 | SM質・サイクル・SM実績・PEAD | 17.8% | +172% |
| 7 | 402340.KS | SKスクエア | 50.1 | 2 | QC・サイクル | 37.8% | +124% |
QC=クオリティコンパウンダー、SM質=スマートマネー質、SM実績=スマートマネー実績改善
スクリーナー数(=重なりの強さ)で見ると、RFHIC(5)、ウォニクIPS・HD韓国造船海洋(各4)、ブイエム(3)の順で信号が厚い。メタスクリーナーの順位もこの並び方と整合しており、今回は乖離が少ない。
注目トップ3
1. RFHIC(218410.KQ) — 全5スクリーナー交差、メタスコア最高93.3
RFHICは通信・放送機器メーカーで、GaN(窒化ガリウム)ベースのRFデバイスを製造する。今回の強さは5軸の重なりに集約される。①クオリティ(OPM 16.6%、ROE 8.8%)、②資金流入(直近5日 外国人+機関+198億ウォン)、③サイクル再評価(営業利益率変化+15.3pp)、④実績改善(営業利益YoY+1,960%)、⑤PEAD(スコア+3.02、Tier Aトップ)——すべてが同時に点灯している。4月27日にDARTで暫定実績(連結)の公正公示が出ており、数字の裏付けもある。PERは93倍と表面的には割高だが、急回復した利益水準でのバリュエーション再評価が始まっている局面だ。次に確認すべき点は「今期利益水準の持続性」と「RS 99分位のモメンタムが1〜4週継続するか」の二つ。
2. ウォニクIPS(240810.KQ) — 4スクリーナー交差、本日DART実績公示
ウォニクIPSは半導体製造装置(ALD/CVD)メーカー。本日(5月8日)にDART暫定実績公正公示を開示しており、「数字が出た日に機関資金が入っている」構図が成立している。直近5日の外国人+機関合計+300億ウォンで資金フローは本スクリーナーでトップ1位。営業利益YoY+596%、マージン変化+6.7ppというサイクル再評価シグナルも強い。ただし空売り残13.9%、プログラム−10.3%というリスク指標が残るため、買い継続を翌日以降で確認してからエントリーを検討するのが合理的だ。
3. SKハイニックス(000660.KS) — 大型株でコンセンサス上方修正が最強水準
ROE 44.1%、OPM 48.6%というクオリティ自体に疑いの余地はない。コンセンサス上方修正の複合zスコア+1.82は本日のメタスクリーナー全銘柄中で最高水準の改訂圧力を示す。AIインフラ・HBM需要の追い風が続く中、アナリストの目標株価上方修正ニュースも複数確認されている。ただし直近5日の外国人+機関売り越しが−7,111億ウォンと重く、DART上にリスク性開示も1件ある。260,000〜265,000ウォンの防衛と外国人売りの縮小を確認できるまでは、「クオリティは確認済み、入り口を待つ」のが適切なスタンスだ。
本記事はスクリーニング候補の研究目的コンテンツです。個別銘柄の売買推奨ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。スクリーナーデータは2026-05-07基準、マクロデータは2026-05-08基準です。