マクロ・ダッシュボード
| 指標 | 現値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 7,822.2 | +12.8% | 強気 |
| KOSDAQ | 1,207.3 | −0.5% | 横ばい |
| VIX | 18.15 | +4.4% | 安定圏 |
| 米10年債利回り | 4.36% | −0.08pt | 中立 |
| USD/KRW | 1,472 | −0.3% | 安定 |
| Brent原油 | $103.9 | +2.6% | 上昇 |
レジーム判定: 韓国 Bull / 米国 Neutral。スタンス:韓国セレクティブ拡大。KOSPI対KOSDAQ の乖離が13.3ptと大型株主導の構造が鮮明。ウォン安一服(1,472)と原油続伸がマクロ環境の複合要因。
本日の市場概況
KOSPI は5日間で+12.8%と急騰し、7,822 台を記録。大型株主導のラリーが続く一方、KOSDAQ はほぼ横ばいで、指数格差が際立つセッションとなった。
強いセクター・テーマ: 電線・光通信・電力インフラが主役を務めた。가온전선(가온전선)が+30%超、한화전선(대한전선)には外国人+1,677億ウォン・機関+353億ウォンの大口資金が流入した。AI データセンター関連の配線需要期待を背景に、ハードウェア・インフラ全体の温度が上昇。半導体・HBM 関連では SK하이닉스(000660.KS)目標株価引き上げ観測がニュースフローに流れ、セクター全体のセンチメントを下支えした。
弱いセクター・テーマ: ゲーム・一部防衛関連は手控え。大型半導体では、삼성전자(005930.KS)が外国人売り▲2.55兆ウォン・プログラム売り▲1.66兆ウォンと大規模な資金流出を受けたが、株価下落は−1.10%にとどまり底堅さを見せた。外国人売りの縮小確認がその後の方向性を左右する。
資金フロー: 電線・インフラ銘柄へは外国人・機関・プログラムが三方向から買いを入れた。大덕전자(大덕전자)は外国人+22億・機関+58億・プログラム+11億と三者同時純買い。一方で机上のブル環境に反し、個別では외국인 sell が集中する銘柄とそうでない銘柄の二極化が続く。ブレッドス(50MA超え銘柄比率51.1%、200MA超え54.0%)は良好だが、「無差別リスクオン」ではなく銘柄選別が問われる局面と言える。
本日のクオリティ再評価候補
スクリーナー上位一覧(2026-05-11)
| ランク | ティッカー | 銘柄名 | メタスコア | ヒットスクリーナー数 | 主要スクリーナー | ROE | OP YoY | RS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 278470.KQ | エイピアル | 79.6 | 3 | Quality, Smart Money Quality, Smart Money Earnings | 65.0% | +197.9% | 94.4 |
| 2 | 089970.KQ | ブイエム | 78.8 | 3 | Quality, Smart Money Quality, Smart Money Earnings | 14.7% | +386.9% | 94.8 |
| 3 | 420770.KQ | ギガビス | 72.9 | 3 | Quality, Smart Money Quality, Smart Money Earnings | 7.3% | +777.2% | 94.5 |
| 4 | 095610.KQ | テス | 68.5 | 3 | Quality, Smart Money Quality, Smart Money Earnings | 14.5% | +50.3% | 94.2 |
| 5 | 058470.KQ | リノ工業 | 59.1 | 4 | Quality, Smart Money Quality, Smart Money Earnings, PEAD | 20.8% | +42.5% | 89.5 |
| 6 | 082920.KQ | ビッツロセル | 58.0 | 3 | Quality, Smart Money Quality, Smart Money Earnings | 17.2% | +33.4% | 97.5 |
| 7 | 347700.KQ | スピアー | 47.4 | 2 | Smart Money Quality, Smart Money Earnings | 0.3% | +242.0% | 96.7 |
| 8 | 147830.KQ | チェリョン産業 | 46.2 | 2 | Quality, Cycle Rerating | 13.9% | +158.5% | 87.5 |
| 9 | 039490.KS | キウム証券 | 46.3 | 2 | Smart Money Quality, Smart Money Earnings | 16.6% | — | 87.9 |
| 10 | 218410.KQ | RFHIC | 35.7 | 3 | Smart Money Quality, Smart Money Earnings, PEAD | 8.5% | +1,919.2% | 96.8 |
注目上位3銘柄の詳細
1. エイピアル(278470.KQ) — メタスコア79.6
뷰티・スキンケア向け機能性化粧品・美容機器を手がける企業。ROE 65.0%・営業利益YoY +197.9%という数字は、クオリティコンパウンダー基準の中でも際立つ。直近5日間の機関+外国人合計純買いは+112.9億ウォンと資金流入が確認されており、5月7日付でDART上に暫定業績(連結)の開示が行われた公式触媒も重なる。外国人持分37.1%、空売り比率3.5%と需給構造もクリーン。次の確認ポイント:業績公開後の機関買いが継続しているか、コンセンサス上方修正が続くか。
2. ブイエム(089970.KQ) — メタスコア78.8
半導体製造装置(クリーン設備・チャンバー周辺)を主力とする精密機器メーカー。ROE 14.7%に対し営業利益YoY +386.9%と利益成長が加速している典型的な業績インフレクション案件。スマートマネー・クオリティとスマートマネー・実績改善の双方にランクインし、コンセンサス上方修正(composite z +0.86)も加わる。直近5日間の機関+外国人合計純買い+110.2億ウォン。DART公開情報なしのため、次回の実績公示タイミングと目標株価修正がカタリスト確認の要。
3. ギガビス(420770.KQ) — メタスコア72.9
半導体・ディスプレイ向け光学検査装置の専業メーカー。営業利益YoY +777.2%という数字は桁外れだが、売上高YoY +100.6%が裏付けであり水増し感は少ない。機関+外国人合計純買い+23.8億ウォン(直近5日)、プログラム買い+19.4%と複数チャネルからの資金が確認される。4月24日に単一販売・供給契約締結の公式開示あり。空売り比率4.6%と比較的低水準。確認すべき点:売上高成長の持続性と次四半期の受注視界。
フレームワーク補足
スクリーナー交差数で見ると、リノ工業(058470.KQ)が4スクリーナー最多ヒットだが、直近5日間の外国人+質的機関合計売り▲437.1億ウォン・空売り比率21.6%というリスクが重く、メタランキングでは5位に後退している。スクリーナー重複回数は参照指標であり、資金動向・DART公式触媒・リスク開示を加味したメタスコアが最終的な候補優先順位となる。RFHIC(218410.KQ)はPEADスコア最上位(+3.02)かつ3スクリーナーヒットだが、機関ランク#474と需給分散が確認されており後続調査が必要。
本稿はスクリーナー分析に基づく市場観察であり、特定銘柄の売買推奨ではありません。