マクロ・ダッシュボード
| 指標 | 現値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 8,639.4 | +5.5% | 大型株防御 |
| KOSDAQ | 1,049.7 | -5.0% | 軟調 |
| VIX | 16.6 | +8.4% | 安定圏 |
| 米10年金利 | 4.49% | +0.04 | 横ばい |
| USD/KRW | 1,532 | +2.5% | ウォン安 |
| Brent原油 | $96.2 | +1.3% | 安定 |
レジーム判定:韓国=ベア、米国=ブル。KOSPIとKOSDAQの5日騰落率の乖離は10.5ポイントに拡大し、大型株が市場全体を底支えする構図だ。ブレッドスは依然として弱く、50日移動平均線を上回る銘柄は全体の19.4%にとどまる。KR/USレジームの乖離が続くなか、韓国株へのエクスポージャーは縮小スタンスが継続している。
本日のマーケット・ラップ
本日のKOSPI市場は上昇916銘柄・下落1,043銘柄と値下がりがやや優勢で、全体の売買代金は2.44兆ウォンと低調。「マクロではなく個別テーマ」が値動きを牽引する選別色の強い展開だった。
半導体製造装置・部品セクターに資金が集中した。 주성엔지니어링(036930.KQ、+27.22%)、원익IPS(240810.KQ、+29.93%)、브이엠(089970.KQ、+28.23%)が揃って急騰し、外国人の大口純買いが観測された。한미반도체(042700.KQ、+10.34%)、이오테크닉스(039030.KS、+14.81%)、삼성물산(028260.KS、+10.20%)にも外国人の買いが入り、AI投資サイクルの第2波を先取りする動きが浮かび上がった。
一方、主力大型株は売り圧力にさらされた。 삼성전자(005930.KS、-2.50%)は外国人が4.40兆ウォンを売り越し、機関が1.16兆ウォンで吸収した。SK하이닉스(000660.KS、-2.63%)も外国人が1.03兆ウォンの売り越し。通信セクターではSK텔레콤(017670.KS)が-13.02%と急落し、外国人売りが際立った。防衛関連の현대로템(064350.KS、-5.07%)や한국항공우주(047810.KS、-3.74%)も軟調だった。
フロー小括:外国人は大型・重量株を売りながら、中小型の製造装置株を選別して買う典型的なセクター・ローテーションのパターンを示した。全体レジームはベアのまま変わらないが、装置・部品セクターへの資金流入は今日も鮮明だ。
本日のクオリティ・リレーティング候補
本日のKRメタスクリーナー(2026-06-04)は102銘柄をスコアリングした。3スクリーナー以上に重複する銘柄を中心に抽出している。
トップ候補一覧
| メタ順位 | ティッカー | 銘柄名 | スコア | 重複数 | 通過スクリーナー | ROE | OP YoY |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 420770.KQ | 기가비스 | 114.6 | 5 | QC・SM・CR・SME・PEAD | 7.3% | +777% |
| 2 | 089970.KQ | 브이엠 | 108.7 | 5 | QC・SM・CR・SME・PEAD | 14.8% | +387% |
| 3 | 095610.KQ | 테스 | 78.8 | 3 | QC・SM・SME | 14.5% | +50% |
| 4 | 039030.KS | 이오테크닉스 | 75.5 | 4 | QC・SM・CR・SME | 8.3% | +159% |
| 5 | 240810.KQ | 원익IPS | 61.9 | 4 | SM・CR・SME・PEAD | 8.7% | +594% |
| 6 | 043260.KQ | 성호전자 | 55.4 | 3 | SM・CR・SME | 36.3% | +20% |
| 7 | 031330.KQ | 에스에이엠티 | 53.1 | 3 | SM・CR・SME | 15.6% | +69% |
| 8 | 053610.KQ | 프로텍 | 51.5 | 2 | QC・CR | 13.7% | +245% |
QC=クオリティ・コンパウンダー、SM=スマートマネー・クオリティ、CR=サイクル・リレーティング、SME=スマートマネー・実績改善、PEAD=実績ドリフト
注目トップ3の詳細
1. 기가비스(420770.KQ) — メタスコア 114.6
半導体検査・計測装置メーカー。全5スクリーナーを通過し、本日のメタランキングで首位に立った。営業利益はYoY+777%、利益率は+29.9ポイント改善という爆発的な実績改善が評価されている。PEADスコアは+1.53とTier A最上位。本日はDARTで新規受注(単一販売・供給契約締結)の開示が確認されており、ファンダメンタルズ改善に公式触媒が重なった。過去5日間の外国人+優良機関の純買いは+165.8億ウォン、個人は-194.6億ウォンの売り越しで、スマートマネーが個人の売りを吸収する構図が続く。コンセンサスの上方修正も加わり、クオリティ・資金流入・再評価の3条件が揃っている。
2. 브이엠(089970.KQ) — メタスコア 108.7
半導体製造装置メーカー。営業利益YoY+387%、利益率+29.3ポイント改善とファンダメンタルズの回復は본格的だ。PEADスコア+1.43はTier A第2位で、実績サプライズ後のドリフト余地が残っている。本日市場でも+28.23%の急騰を記録し、外国人の大口純買いが観測された。過去5日間の外国人+優良機関の純買いは+417.7億ウォン、個人は-387.7億ウォンの供給側に回っている。ROE 14.8%のクオリティ・コンパウンダー基準も通過しており、スマートマネーとサイクル・リレーティングの二軸が同時に成立している。
3. 테스(095610.KQ) — メタスコア 78.8
半導体・ディスプレイ向け特殊ガス供給装置メーカー。ROE 14.5%、営業利益YoY+50.3%とファンダメンタルズは安定的に改善している。直近ではDARTで取引先との供給契約(自律開示)と投資家向け説明会(IR)の開催が確認されており、触媒材料として注目できる。過去5日間の外国人+優良機関の純買いは+221.0億ウォン、個人は-225.8億ウォンと対峙している。クオリティ・コンパウンダー・スマートマネー・クオリティ・スマートマネー実績改善の3スクリーナー重複は継続モニタリングの根拠として十分だ。次のチェックポイントは受注残の拡大ペースと来四半期のマージン維持可否となる。
本稿はスクリーニング・リサーチ目的のみです。個別銘柄の売買を推奨するものではありません。