マクロダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 本日変化 | 5日変化 |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 8,930.3 | +5.42% | -1.4% |
| KOSDAQ | 887.8 | -2.36% | -8.2% |
| USD/KRW | 1,543 | — | +0.4% |
| VIX | 17.9 | — | +3.8% |
| Brent | $72.9 | — | -6.4% |
| 米10年金利 | 4.40% | — | -0.06 |
KRレジーム: Bear / USレジーム: Bull。KR・US乖離が続きスタンスはKR縮小・US維持。KRブレッドスは50MA超過13.8%・200MA超過25.6%と依然として狭く、指数の上昇が一部大型株に集中していることを示す。
マーケットラップ
6月25日の韓国株式市場(KOSPI)は数字だけ見れば力強いが、内実は「メモリ大型株への集中型リスク選好」だった。マイクロン・テクノロジーの決算サプライズとHBM(広帯域メモリ)サイクルの再確認が引き金となり、資金はサムスン電子(005930.KS)とSKハイニックス(000660.KS)の二銘柄に集中。KOSPIは+5.42%と大幅高を記録した。
値動きの詳細では、サムスン電子が358,500ウォン(+5.29%)、SKハイニックスが2,917,000ウォン(+13.06%)と急伸。これに対してKOSDAQは-2.36%と逆行し、ジェジュ半導体(080220.KQ)は-4.25%と下落するなど中小型半導体の明暗が鮮明に分かれた。典型的な「圧縮相場」だ。
テーマ面では、AIサーバー向けHBM需要の急増・データセンター向けMLCC価格上昇・JPモルガンによるKOSPI目標引き上げが複数の情報源で同日確認された。ハードウェアインフラ中心の大型メモリ株というテーマの持続性が改めて裏付けられた格好だ。
資金フローは二極化を示す。SKハイニックスでは個人投資家の大規模な売りを外国人・機関が吸収し、価格上昇を下支えした。一方、KR派生・パッシブ市場全体では2026年6月22日時点でマーケットプログラムが-2,550億ウォンと売り越し圧力が残存。ETF純設定の+460億ウォンが一定の下支えになってはいるが、ブレッドスの狭さはKR全体の底上げとはまだ言い難い状況を示している。
本日のクオリティ再評価候補
スクリーナー基準日: 2026-06-22 / メタスクリーナー更新: 2026-06-25。対象83銘柄中、複数スクリーナー重複を優先して上位を抽出。
候補テーブル
| ランク | ティッカー | 銘柄 | メタスコア | 重複数 | 該当スクリーナー | ROE | OP YoY | マージン変化 | 5日F+QI |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 420770.KQ | ギガビス | 112.4 | 5 | QC・SMQ・CR・SME・PEAD | 7.3% | +777% | +29.9pp | +63.8億 |
| 2 | 089970.KQ | ブイエム | 99.2 | 4 | QC・SMQ・CR・SME | 14.7% | +387% | +29.3pp | +375.8億 |
| 3 | 000990.KS | DBハイテク | 91.3 | 5 | QC・SMQ・CR・SME・PEAD | 11.8% | +45% | +3.0pp | +653.5億 |
| 4 | 482630.KQ | サムヤンNCケム | 91.1 | 4 | QC・SMQ・CR・SME | 14.7% | +65% | +4.3pp | +31.3億 |
| 5 | 240810.KQ | ウォニクIPS | 81.0 | 4 | QC・SMQ・CR・SME | 8.7% | +594% | +6.7pp | +460.8億 |
| 6 | 131290.KQ | ティエスイ | 71.5 | 3 | QC・SMQ・SME | 10.4% | +23% | — | +171.4億 |
| 7 | 298040.KS | ヒョソン重工業 | 59.7 | 3 | QC・CR・PEAD | 21.4% | +106% | +5.1pp | — |
| 8 | 000660.KS | SKハイニックス | 59.4 | 2 | QC・CR | 35.6% | +101% | +13.1pp | — |
QC=クオリティコンパウンダー、SMQ=スマートマネークオリティ、CR=サイクルリレーティング、SME=スマートマネー実績改善、PEAD=実績ドリフト
上位3銘柄の詳細
1. ギガビス(420770.KQ) — メタスコア112.4・5スクリーナー全通過
半導体・ディスプレイ向け検査装置メーカー。今回の83銘柄ユニバースで全5スクリーナーを通過した唯一の銘柄であり、メタスクリーナーで首位を占める。
クオリティ: 売上高YoY+100.6%に対して営業利益YoY+777%という極めて高い営業レバレッジ。OPMは+29.9ppと大幅改善し、規模拡大が利益に直結している。資金フロー: 個人の-56億ウォン売りを外国人・機関が吸収。5日間純買いは+63.8億ウォン。再評価催促材料: PEADスコア+2.94は全候補トップ。6月15日付でDARTに単一販売・供給契約の締結が公示されており、需要面の具体的裏付けがある。
留意点: PER 123倍の高バリュエーション。ROE 7.3%はクオリティコンパウンダー内では中位にとどまる。実績成長の持続性が評価の前提となる。
2. ブイエム(089970.KQ) — メタスコア99.2・4スクリーナー重複
半導体製造プロセス向け特殊装置メーカー。QC・SMQ・CR・SMEの4軸に重複する。
クオリティ: ROE 14.7%、OPM+29.3pp改善、OP YoY+387%。売上高も+105.5%と倍増ペース。資金フロー: 5日間外国人・機関純買いが+375.8億ウォン。個人の-298.6億ウォン売りを大量吸収しており、資金の方向性が明確だ。再評価催促材料: 6月23日付でDARTに単一販売・供給契約が公示。継続的な受注フローを示唆する。
留意点: 同日付で転換優先株の転換請求権行使も公示されており、潜在的な希薄化リスクの確認が必要。
3. DBハイテク(000990.KS) — メタスコア91.3・5スクリーナー全通過
KOSPIに上場する独立系半導体ファウンドリー(8インチウェーハ中心)。ギガビスと並び5スクリーナー全通過を達成。
クオリティ: ROE 11.8%、OP YoY+45.3%、OPM+3.0pp改善。資金フロー: 5日間外国人・機関純買いが+653.5億ウォンと今回の候補群で最大規模。外国人保有比率は23.4%。再評価催促材料: サイクルリレーティングとスマートマネー実績改善の両スクリーナーを通過し、ファンダメンタルズの改善方向性が複数軸で確認されている。
留意点: PEADスコアは-1.04とやや弱く、直近の価格モメンタムはギガビスほど強くない。거래대금ランク#54と流動性は中位。空売り水準の確認も推奨される。
今日のKOSPI急騰はメモリ大型株への集中的な資金流入によるものだが、スクリーナーが示す再評価候補は半導体装置・ファウンドリー・特殊化学・重電と幅広い。KRレジームがBear圏にある間は、複数スクリーナー重複銘柄を優先しつつ、実際の資金フローとファンダメンタルズの両面から候補を検証することが引き続き重要だ。
本記事は公開市場データに基づくスクリーニング結果の記録であり、売買推奨ではありません。