1. マクロ・ダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | 判定 |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 7,033.9 | +5.2% | ↑ |
| KOSDAQ | 836.9 | +2.9% | ↑ |
| VIX | 16.6 | +14.4% | ● 安定 |
| 米10年債利回り | 4.84% | +0.04pt | → |
| USD/KRW | 1,344 | −0.9% | → |
| ブレント原油 | $102.4 | +6.3% | ↑ |
レジーム(2026年9月10日 20:20 KST):韓国 中立(原値 Bull・追加確認シグナル 1/2 待ち)/米国 強気(Bull)
スタンスは「米国選択的拡大」。韓国のネガティブ要因:プログラム売り −2兆5,245億ウォン(非裁定分 −2兆9,648億ウォン)、ETF純設定 −3,861億ウォン、先物OI 前日比 −4,777。
2. マーケット・ラップ
本日の同日クローズ・ブリーフィングデータは未受信のため、詳細なセクター・フロー分析は省略する。
KOSPI株価指数は直近5日間で+5.2%上昇し、7,033ポイント台を維持した。KOSDAQ指数も同期間 +2.9%の回復を示している。VIXは16.6と安定圏にあり、急激なリスク回避への転換は確認されていない。
ただし、デリバティブ・パッシブフロー面では逆風が続いている。プログラム売りの規模が2.5兆ウォンを超え、ETF流出も重なった。指数が上昇しながらプログラムが売り方向というパターンは、相場の主役がパッシブ資金ではなくアクティブな個別銘柄買いであることを示唆する。ブレント原油の5日 +6.3%上昇も引き続き相場の変数として注視が必要だ。韓国レジームは中立と判定されているが、Bull移行の2回目の確認シグナル待ち状態にある点も頭に置いておきたい。
3. 本日のクオリティ再評価候補
本日のKRメタスクリーナーは60銘柄をカバーし、4つの独立したエビデンス・ファミリー(期待値=コンセンサス修正、投資家フロー、市場アクティビティ、公式イベント)でスコアリングした。同一ファミリー内は最強ポジティブ1件・最強ネガティブ1件のみ集計し、重複加点を排除している。
上位10銘柄
| 順位 | ティッカー | 銘柄名 | スコア | 独立証拠数 | 主要シグナル |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 016360.KS | 三星証券 | 23.2 | 4 | コンセンサス↑ Z+1.51、外国人・機関流入、DART公示20件 |
| 2 | 000880.KS | 韓火 | 22.5 | 4 | コンセンサス↑ Z+1.09、外国人↑、IR触媒2件 |
| 3 | 006800.KS | 未来アセット証券 | 20.1 | 4 | コンセンサス↑ Z+1.64、外国人↑、IR触媒1件 |
| 4 | 131290.KQ | ティエスイ | 20.0 | 4 | コンセンサス↑ Z+0.60、機関大量流入、IR開催 |
| 5 | 078930.KS | GS | 19.2 | 4 | コンセンサス↑ Z+0.71、外国人↑、DART公示6件 |
| 6 | 402340.KS | SKスクエア | 18.1 | 4 | コンセンサス↑ Z+5.73、外国人↑ |
| 7 | 010170.KS | 大韓光通信 | 15.4 | 3 | コンセンサス↑ Z+1.80、外国人・機関↑ |
| 8 | 004150.KS | ハンソルHD | 13.9 | 3 | コンセンサス↑ Z+7.39、プログラム買い |
| 9 | 001450.KS | 現代海上火災保険 | 13.3 | 4 | コンセンサス↑ Z+0.63、外国人・機関↑ |
| 10 | 093370.KS | フソン | 12.7 | 4 | コンセンサス↑ Z+1.40、機関流入 |
上位3銘柄の詳細
▶ 三星証券(016360.KS) — スコア23.2、本日1位
韓国大手証券会社。リテール・機関向けブローカレッジから資産運用・IB業務まで広くカバーする。本日のメタスクリーナーで全候補中最高スコアを記録した。
- クオリティ:アナリスト・コンセンサスの上方修正が継続(複合Zスコア +1.51)
- 資金フロー:個人が −92億ウォン売り越す中、外国人(順位 #531)と機関(#131)が吸収。外国人持分 26.7%
- 市場アクティビティ:空売り比率 7.9%と過度な偏りなし。DART当日公示20件はETP・証券発行関連でニュートラル
次の確認点:金融投資部門と個人の売り越しが続くか、外国人の買いが厚みを増すかが焦点。
▶ 韓火(000880.KS) — スコア22.5、2位
防衛・エネルギー・化学・金融を手がける大型複合企業グループ。本日はDARTにてIR(企業説明会)開催の公式通知が2件確認された。
- クオリティ:コンセンサス上方修正(Z +1.09)
- 資金フロー:外国人は上位 #56 の高ランク流入。外国系窓口の買いも確認。入札板スプレッド +23%と需給は強い
- 催事カタリスト:IR開催2件。ブレント原油高の恩恵期待もポジティブ背景になり得る
注意点:空売り比率 16.7%は候補群中で最も高い。プログラム売り −4.0%も加わり、短期的な供給圧力に注意が必要だ。
▶ 未来アセット証券(006800.KS) — スコア20.1、3位
韓国最大級の総合証券会社。資産運用・グローバル展開・IB業務が強みで、海外市場での収益貢献が大きい。
- クオリティ:コンセンサスZスコアは上位3銘柄中で最高(+1.64)
- 資金フロー:個人が −241.9億ウォン大幅売り越しも、外国人(#328)が買い。機関は金融投資+・優良機関−と混在
- 催事カタリスト:DART IR触媒1件。当日付の最大株主変動報告書の内容確認も推奨
補足候補
**SKスクエア(402340.KS)**は個人が −6,175億ウォンという大規模売りを出した一方、外国人が吸収した。コンセンサスZスコア +5.73 は本日の全候補中でトップ。SK Hynixなど半導体・ICT資産を束ねるホールディングスとして、AI・HBM需要の再評価シナリオとの連動が注目点だ。
**ティエスイ(131290.KQ)**は半導体テストソケット専業メーカー。機関資金が大量流入(#327ランク)し、IR開催との組み合わせは注目に値する。ただし外国人フローはマイナスに転じており、需給の主役が機関に偏っている点は精査が必要だ。
**フソン(093370.KS)**はフッ素系特殊化学メーカーで、半導体・バッテリー製造に不可欠な素材を供給する。コンセンサスZ +1.40に加え、大量保有変動報告書の提出(8月28日)も確認されている。
本コンテンツはスクリーニングデータに基づく情報提供であり、投資助言・売買推奨ではありません。スクリーナー候補はあくまでも後続調査の出発点です。個別銘柄への投資判断は独自のデューデリジェンスに基づいて行ってください。