マクロ・ダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 6,909.9 | −1.2% | 横ばい |
| KOSDAQ | 820.6 | −0.2% | 横ばい |
| VIX | 17.2 | +12.4% | 安定圏 |
| 米10年債利回り | 4.94% | +0.18pp | 上昇圧力 |
| USD/KRW | 1,342 | −0.2% | 横ばい |
| ブレント原油 | $103.8 | +6.0% | 上昇 |
KR・USともレジームはニュートラル(KRのRaw判定はBearだが2回確認制で現状ニュートラル維持)。スタンスは「選択的維持」。プログラム売り −1兆8,144億ウォンに対し、ETF純設定 +8,689億ウォンが部分的に相殺した。米金利上昇とブレント原油急騰が外部環境の重しとして機能している。
本日の市場概況
全2,691銘柄中、上昇957・下落1,409・横ばい325。下落優勢の広がりだが、平均騰落率は+0.40%とわずかに正だった。市場の性格は一方向のリスクオフではなく、「半導体からの資金流出と造船・重工業への選別的資金流入が同時進行するセクター・ローテーション」だった。
外国人の動き。半導体セクターへの売りが集中した。SKハイニックス(000660.KS)は外国人が約1兆800億ウォンを純売越しし、株価は−2.21%下落。한미반도체(042700.KS)は−8.70%、DB하이텍(000990.KS)は−8.16%、파두(440110.KQ)は−13.62%と半導体関連が全面安となった。外国人が逆張りで拾った銘柄(SK이노베이션 096770.KS、대한항공 003490.KS、현대차 005380.KS)も当日は下落しており、「買い向かい」か「資金移動の中継点」かはまだ判断しづらい。
機関の動き。造船・重工業に明確に資金が集まった。HD현대중공업(329180.KS)が+5.62%、HD한국조선해양(009540.KS)が+3.98%と上昇し、いずれも機関の純買い上位に名を連ねた。HD한국조선해양は本日のPEADスクリーナーでもTier Aに捕捉されており(OP YoY +172.3%)、ファンダメンタルズの裏付けがある動きだ。삼성전기(009150.KS)も機関が純買いしたが株価は±0.00%と消化しきれなかった。
全体として、プログラム売り1兆8,000億ウォン超が短期需給の重しとなり、上値を一貫して押さえた一日だった。
本日のクオリティ・リレーティング候補
メタスクリーナーは113銘柄をカバーし、クオリティ・資金フロー・利益サイクル・コンセンサス・DART公式触媒の5軸を統合してランキングした。本日の上位7候補は以下の通り。
| メタ順位 | ティッカー | 銘柄名 | Fスコア | 重複数 | 捕捉スクリーナー | 主要指標 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 005935.KS | サムスン電子優先株 | 61.6 | 2 | Quality Compounder / Cycle Rerating | ROE 10.8%, OP YoY +33.2%, Δmarg +2.2pp |
| 2 | 005930.KS | サムスン電子 | 54.6 | 2 | Quality Compounder / Cycle Rerating | ROE 10.7%, OP YoY +33.2%, Δmarg +2.2pp |
| 3 | 000660.KS | SKハイニックス | 49.7 | 4 | Quality Compounder / Cycle Rerating | ROE 35.6%, OP YoY +101.2%, Δmarg +13.1pp |
| 4 | 131290.KQ | ティーエスアイ | 41.7 | 2 | Quality Compounder / Consensus Up | ROE 10.4%, OP YoY +23.3%, コンセンサスz +0.61 |
| 5 | 000880.KS | ハンファ | 39.1 | 2 | Cycle Rerating / Consensus Up | OP YoY +71.6%, Δmarg +1.2pp, コンセンサスz +1.09 |
| 6 | 010120.KS | LSエレクトリック | 39.1 | 2 | Quality Compounder | ROE 13.8%, OP YoY +9.4%, 外国人純買い |
| 7 | 082740.KS | ハンファエンジン | 38.4 | 6 | Smart Money Quality / Cycle Rerating / Smart Money Earnings | ROE 31.2%, OP YoY +81.8%, Δmarg +3.5pp |
ハンファエンジン(082740.KS)の注記: スクリーナー重複数は全候補最多の6だがメタ順位は7位。相対強度(RSパーセンタイル68.3)が上位銘柄と比べて低く、同一証拠ファミリー内のペナルティでスコアが圧縮されたためだ。ただし、Smart Money Quality × Cycle Rerating × Smart Money Earningsの三スクリーナー同時捕捉はフレームワーク上の最上位シグナルレイヤーに相当し、資金フロー観点では本日の最注目候補と言える。
上位3銘柄の簡易コンテキスト
① サムスン電子優先株(005935.KS)— メタ1位
サムスン電子の優先株。普通株(005930.KS)と事業ファンダメンタルズは共通しながら、ディスカウントで取引される。捕捉の三層論理はシンプルだ。クオリティ: ROE 10.8%、低負債比率29.9%でQuality Compounderを通過。利益サイクル: OP YoY +33.2%、マージン変化+2.2ppで営業レバレッジが確認できる。資金フロー: 個人の売り(−954億ウォン)を外国人+質的機関が吸収している。次に確認すべきは、5日累計での外国人+質的機関の純売越し(−1兆5,989億ウォン)が一時的な調整なのか、より持続的なセンチメント転換なのかだ。
② SKハイニックス(000660.KS)— メタ3位、スクリーナー重複4
HBMをはじめとする高付加価値DRAMで世界トップクラスの半導体メーカー。候補中で最も強いファンダメンタルズが揃う——ROE 35.6%、OP YoY +101.2%、マージン改善+13.1pp。DART公式触媒(自己株式処分結果報告書)も確認された。ただし本日の外国人純売越しは約1兆800億ウォン、5日累計では−1兆8,166億ウォンに達する。風評照会への未確定回答(20260909 DART開示)も残っており、短期的な不透明要因が解消されるタイミングを見極める必要がある。候補としての魅力は高いが、「外国人が戻る条件」の確認が先決だ。
③ ハンファエンジン(082740.KS)— メタ7位、スクリーナー重複6(最多)
한화グループ傘下の舶用エンジンメーカー。LNG・デュアルフュエルエンジン需要を背景に、OP YoY +81.8%、純利益YoY +119.4%と業績が急拡大している。Smart Money Quality・Cycle Rerating・Smart Money Earningsの三スクリーナー同時捕捉は、5日間で機関+外国人が+344.6億ウォンを純買いする一方、個人が−321.9億ウォンを供給するというコントラリアン型の資金移動とも一致する。DART公式触媒(単一販売・供給契約締結、20260828)も確認済み。メタ順位が低い理由は相対強度(RS 68.3)の低さによるものであり、絶対的なファンダメンタルズとスマートマネーシグナルの組み合わせは上位候補に劣らない。
本稿はスクリーニングとデータ分析に基づく情報提供を目的としています。特定銘柄への投資を推奨するものではありません。