韓国クオリティ・リレーティングWatch 2026-10-01: コルマ・サムスン電機・済州半導体 — ベア相場で資金が集まる優良株

KOSPIベアレジームの中、KOSDAQが5日で+5.9%。韓国コルマ・サムスン電機・済州半導体が3スクリーナー以上に同時登場。

セクション1:マクロ・ダッシュボード

指標現在値5日変化シグナル
KOSPI6,971.4−1.6%→ 横ばい
KOSDAQ894.3+5.9%📈 強気
VIX16.3+9.4%🟢 安定
米10年金利5.29%+0.13pp📈 上昇
USD/KRW1,363−0.3%→ 横ばい
Brent原油$100.5−4.5%📉 下落
  • 韓国レジーム:Bear / 米国レジーム:Bull — 両市場の乖離が継続
  • スタンス:韓国ウェイト縮小、米国維持
  • KOSPI対KOSDAQ格差は5日で7.5ppと顕著。小型株の選別的強さが際立つ

セクション2:マーケット・ラップ

本日のKOSPI市場は一見ベアレジームながら、内部は強い銘柄選別のセッションとなった。全2,598銘柄のうち上昇1,615に対し下落は721。平均騰落率は+1.39%と、指数の下押しとは裏腹に銘柄の多数派が上昇した。

半導体装置・素材セクターに資金集中。 外国人買い上位には테크윙(089030、+10.40%)、HPSP(403870、+8.32%)、하나마이크론(067310、+8.13%)が並んだ。機関投資家も유진테크(084370、+10.92%)、테스(095610、+9.66%)を積極的に買い増し、半導体製造プロセス関連の装置・材料株に資金が集まった構図だ。

銀行株は外国人の売り対象に。 KB금융(105560、−1.66%)、우리금융지주(316140、−4.73%)、신한지주(055550、−2.17%)が外国人の売り越し上位に登場。ただし機関は신한지주とKB금융を逆に買い越しており、プレーヤー間の方向性が分かれた。米10年金利5.29%という水準が国内金融株の割引率を押し上げ、外国人にとって魅力低下につながっている可能性がある。

エネルギー・建設は機関の売り圧力。 SK이노베이션(096770、−6.18%)、LS(006260、−3.40%)、GS건설(006360、−2.95%)が機関売り越し上位に並んだ。原油(Brent −4.5%)の下落が直接的な売り材料となったと見られる。

ETF純設定は+2,566億ウォン、プログラム売りは−4,831億ウォン。 指数先物ベーシスは+3.27と安定しているが、非裁定プログラム売りが継続しており、大型指数構成銘柄には断続的な下押し圧力が続く構造だ。

全体として本日は「大型指数ベアの中でも、個別の選別物色は活発」という特性。外国人と機関が共に買い越した銘柄に市場の確信が集約されている。


セクション3:本日のクオリティ再評価候補

KRメタスクリーナーは本日132銘柄を対象にスコアリング。全スクリーナーのデータは当日(2026-10-01)鮮度で揃っており、公式DARTオーバーレイは上位15銘柄中11銘柄を確認済み。

上位候補テーブル(メタスコア順)

ランクティッカー銘柄名メタスコアヒット数スクリーナーROEOP YoY注目点
1161890.KS韓国コルマ74.87Quality+Smart+Cycle+PEAD+RS8014.7%+23.6%空売り比率5.3%、外国人比率41.2%
2005930.KSサムスン電子70.97Quality+Smart+Cycle+PEAD+RS8010.7%+33.2%外国人・機関5日合計−2.1兆ウォン売り越し
3009150.KSサムスン電機68.36Quality+Smart+Cycle+PEAD+Earnings7.4%+24.3%5日外国人+機関+319億ウォン純買い
4080220.KQ済州半導体67.06Quality+Smart+Cycle+PEAD+Earnings17.4%+274.4%マージン+6.0pp、5日スマートマネー+591億
5096530.KQシージェン56.65Quality+Smart+Cycle+Earnings4.8%+309.7%マージン+11.3pp、中間配当落ち公示
6119850.KQGNCエネルギー54.46Quality+Cycle+PEAD21.1%+55.8%外国人・機関の売りを個人が吸収
7098460.KQコヨン53.55Smart+Cycle+Earnings——自己株処分・IR開催と複数触媒
8003350.KS韓国化粧品製造51.06Quality+Smart+Cycle+PEAD+Earnings30.6%+24.2%DART転換権行使リスク公示2件に要注意
9425420.KQTFI50.45Smart+Cycle+Earnings+ConsensusUp——マージン+11.1pp、コンセンサス上方修正
10000660.KSSKハイニックス49.25Quality+Cycle35.6%+101.2%거래대금1位、外国人売り継続

トップ3詳細解説

1位:韓国コルマ(161890.KS) — 営業レバレッジから価格再評価へ

OEM・ODMを軸とするコスメ受託製造大手。今回はQuality Compounder・Cycle Rerating・PEAD・Smart Money・RS80の5軸を同時に通過し、7独立ファミリーからエビデンスが集まった。ROE 14.7%、営業利益YoY +23.6%、マージン変化+0.9ppの改善に加え、個人が−131.9億ウォン供給した分を外国人+機関が吸収するという資金フローの構図が鮮明だ。空売り比率5.3%と外国人持株比率41.2%は確認が必要な点で、外国人の追加売りに転じるリスクはモニタリングしたい。DART最新公示では特殊関係人への営業譲渡と債務保証決定が直近に登場。本業の実力が着実に上がる中、市場がその変化に価格をつけ始めているフェーズとして注目度が高い。

3位:サムスン電機(009150.KS) — 良い企業に資金と再評価が同時に来るケース

MLCCおよびカメラモジュールが主力の電子部品メーカー。ROE 7.4%と単体では突出しないが、営業利益YoY +24.3%、マージン+0.9ppの改善トレンドが加速しており、Cycle Reratingが点灯した。5日累計でスマートマネー(外国人+質的機関)が+319億ウォンの純買いに転じた点が今回の評価を底上げした。DART公示には9月末の単一販売・供給契約締結(触媒)と有形資産取得決定(子会社)が含まれており、設備投資サイクルの上昇を裏付ける材料として機能している。半導体需要の回復局面でMLCC・パッケージ基板の採算改善が続くかどうかが、次の確認ポイントだ。

4位:済州半導体(080220.KQ) — 中小型半導体設計株が複数スクリーナーで同時浮上

LPDDR・NORフラッシュを軸とするファブレス半導体設計会社。ROE 17.4%、営業利益YoY +274.4%と数字のインパクトが大きい。マージン改善幅は+6.0ppと本スクリーナー上位でも最大級。5日間のスマートマネー純買いは+591億ウォンに達し、個人の−584億ウォン売りを完全に吸収している。KOSDAQ市場でRS99パーセンタイルという相対強度も、遅れた追随ではなくスマートマネーが先行して拾っている展開を示唆する。直近のDARTでは短期借入金増加の公示があり、運転資金の拡張局面にあることを示している点は引き続き確認が必要。


免責事項: 本記事は公開市場データに基づく情報提供を目的としており、投資の勧誘を意図するものではありません。スクリーナー通過はリサーチ候補の抽出であり、個別銘柄の売買推奨ではありません。

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