マクロ・ダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 7,003.7 | +1.6% | → 横ばい |
| KOSDAQ | 893.3 | +5.5% | ↑ 強め |
| VIX | 16.2 | +1.3% | 安定圏 |
| 米10年金利 | 5.28% | +0.04 | → 横ばい |
| USD/KRW | 1,343 | −1.2% | ウォン高 |
| Brent原油 | $102.8 | −0.8% | → 安定 |
- 韓国レジーム:Neutral / 米国レジーム:Bull
- KOSDAQがKOSPIを3.9%ポイント上回る乖離継続 → 小型株主導の選別相場
- ETF純設定 +1,178億ウォン、先物ベーシス +4.15 → パッシブ資金流入は健全
- スタンス:「米国選択的拡大」。韓国は銘柄選別環境が良好(50MA通過率57.8%)
マーケット・ラップ
本日分のKRクローズブリーフィングデータは未受信のため、この項はマクロ・デリバティブデータをもとに簡潔にまとめる。
5日間のリターン格差が示すように、KOSPI(+1.6%)に対してKOSDAQ(+5.5%)が大きく上回っており、大型株よりも中小型成長株への選別的な資金移動が続いている。デリバティブ市場ではプログラム売買が−960億ウォンと売りに傾く一方、裁定取引が+1,142億ウォンのプラスを記録。ETF純設定+1,178億ウォンはパッシブ経由の買い意欲が残っていることを示す。
米国がBull、韓国がNeutralという二重レジームの中で、韓国市場は単純な「強気」でも「弱気」でもない局面にある。ウォン高(USD/KRW −1.2%)と原油安(−0.8%)は輸入コスト面ではプラスに働くが、輸出企業の為替メリットは一部剥落する構図だ。VIX 16台はリスクオフ懸念が薄く、低ボラティリティの中での銘柄選別相場が続いている。
本日のクオリティ再評価候補
今日のスクリーナー単純重複(2スクリーナー以上)では新たな重複候補は確認されなかった。ただし、KRメタスクリーナーは品質・資金流入・サイクル・実績・コンセンサス・公式催事の6つのエビデンス軸で複数のシグナルを同時に点灯させた銘柄を選別している。以下が本日の上位候補だ。
上位候補テーブル
| ランク | ティッカー | 銘柄名 | メタスコア | エビデンス数 | 主要シグナル | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 080220.KQ | 済州半導体 | 65.4 | 6 | Quality + Smart Money + Cycle + PEAD | − |
| 2 | 005930.KS | 三星電子 | 60.9 | 6 | Quality + Cycle + RS80 | 外国人・機関5日間−3.6兆ウォン売越し |
| 3 | 028670.KS | パンオーシャン | 60.4 | 6 | Smart Money + RS80 + Earnings | − |
| 4 | 009150.KS | 三星電機 | 57.3 | 6 | Smart Money + PEAD + Earnings | − |
| 5 | 347700.KQ | スピア | 55.1 | 6 | Smart Money + Consensus Up + Earnings | − |
| 6 | 327260.KQ | RFマテリアルズ | 53.1 | 5 | Quality + Smart Money + Earnings | − |
| 7 | 000660.KS | SKハイニックス | 48.2 | 5 | Quality + Cycle + Market Surface | 外国人5日間−4.4兆ウォン売越し |
注目トップ3の解説
1. 済州半導体(080220.KQ)— スコア65.4、6エビデンス軸
済州半導体は韓国のDRAM・NAND向けアナログ半導体設計会社(ファブレス)。本日のメタスクリーナーでは、クオリティコンパウンダー(ROE 17.4%、営業利益YoY +274%)、スマートマネークオリティ(5日間外国人+質的機関 +795億ウォン吸収)、サイクル再評価(マージン変化 +6.0pp)、PEAD(DART STRONG BEAT Tier A:OP YoY +274%、Rev YoY +86%、Δマージン +6.0pp)が同時に点灯した。個人が5日間−809億ウォンを供給する中で外国人・質的機関が逆方向に吸収しているのが資金フローの核心だ。確認すべき次の論点は、半導体在庫サイクルの持続性と、DARTに開示された短期借入金増加(20260923)が設備投資に向かうものかどうかだ。
2. パンオーシャン(028670.KS)— スコア60.4、6エビデンス軸
パンオーシャンはHMM傘下の大手ばら積み船会社。5日間で外国人+質的機関が+203億ウォンを吸収し、個人が−187億ウォンを供給という構図が明確だ。RS80スクリーナーでは「Focus Candidate」に分類されており、ピボットギャップ+1.5%、ボックスリスク−12.2%、20日間資金/出来高 +9.26%とトレンド初期段階を示す。直近DART開示には単一販売・供給契約体結が2件(촉매2)含まれており、契約フローの確認が優先事項となる。ドライバルク市況との連動性と為替ヘッジ状況のチェックが次のステップだ。
3. 三星電機(009150.KS)— スコア57.3、6エビデンス軸
三星電機はMLCC(積層セラミックコンデンサ)・カメラモジュール・半導体パッケージを手がける電装部品大手。5日間で外国人+質的機関が+2,658億ウォンを吸収し、個人が−2,451億ウォンを供給する大規模な資金移動が起きている。PEADスクリーナーのTier C(OP YoY +24%、Δマージン +0.93pp)にも登場しており、直近DARTにはMLCC関連と見られる単一供給契約(촉매2)と設備投資取得決定が含まれる。AI端末向けMLCC需要の持続性と、マージン改善が実績ドリフトとして継続するかどうかが確認ポイントだ。
本記事はKRメタスクリーナー(2026-10-05)およびPEADスクリーナー(2026-10-05)に基づくリサーチ候補の紹介であり、特定銘柄の売買推奨ではありません。数値はスクリーナー算出時点のものです。