マクロダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 6,803.9 | −0.5% | → 横ばい |
| KOSDAQ | 898.4 | +5.0% | 📈 強気 |
| VIX | 15.7 | −4.0% | 🟢 安定 |
| 米10年債利回り | 5.27% | −0.02pp | → 横ばい |
| USD/KRW | 1,339 | −1.4% | 🟢 ウォン高 |
| Brent原油 | $101.9 | −0.3% | → 安定 |
レジーム判定: 韓国 Neutral / 米国 Bull。KOSDAQが5日間でKOSPIを5.5%pt上回り、中小型株に選別的な強さが出ている。プログラム売りは−1兆8,777億ウォンと重く、韓国はレジームニュートラルが続く。スタンスは「US選択的拡大」。
マーケットラップ
2026年10月7日の韓国株式市場は、表面上の数字以上に内部の乖離が目立つ一日だった。
値上がり883銘柄に対し値下がりは1,438銘柄。平均騰落率は+0.38%と辛うじてプラスだが、ADRプロキシは61.4に留まり、上昇の広がりに欠ける。KOSPIが5日間で−0.5%に沈む一方でKOSDAQが+5.0%を記録している点に、今の市場の性格が凝縮されている――大型株は手放され、中小型の選別銘柄に資金が向かっている。
外国人の売りは大型株に集中した。LG電子(066570.KS)が−10.54%と急落、LGイノテック(011070.KS)も−8.23%下落。現代車(005380.KS)・POSCO HD(005490.KS)・LS(006260.KS)も外国人・機関が同時に売り越した。LG電子は機関も売り越し、個別業績懸念が重なった可能性がある。
一方で資金が向かった先は明確だ。エイピアール(278470.KQ)+4.99%は外国人・機関が揃って買い越し。ケイシーテック(281820.KQ)+14.53%も機関が積極買い。コスマックス(192820.KS)+3.52%、韓国コルマ(161890.KS)+4.82%など国内化粧品OEM勢への資金流入が目立つ。제이앤티씨(204270.KQ)+12.42%は外国人が買い越した。
全体としての構造はこうだ――大型輸出・素材・自動車が売られ、消費財・ニッチ半導体・中小型成長株に資金が流れ込む「セクターローテーション型の選別相場」。プログラム売りが1兆8,000億ウォン超と圧迫する中でも、個別銘柄の上昇エネルギーは健在だった。
クオリティ再評価候補(本日のメタスクリーナー上位)
本日のKRメタスクリーナーは134銘柄を対象に採点。スクリーナー間の重複はなかったが、メタスクリーナーが複数エビデンスファミリーを統合してランキングを生成している。
上位候補テーブル
| ランク | ティッカー | 銘柄名 | ファミリースコア | エビデンス数 | ヒットシグナル | 主要指標 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 005930.KS | サムスン電子 | 67.9 | 7 | Cycle Rerating / PEAD / Quality / RS80 | ROE 10.7%・OP YoY +33.2%・Δmarg +2.2pp |
| 2 | 005935.KS | サムスン電子優 | 63.0 | 6 | Cycle Rerating / PEAD / Quality / RS80 | ROE 10.8%・OP YoY +33.2%・Δmarg +2.2pp |
| 3 | 096530.KQ | 씨젠 | 55.7 | 5 | Quality / Smart Money Quality / Cycle | ROE 4.8%・OP YoY +309.7%・Δmarg +11.3pp |
| 4 | 028670.KS | パンオーシャン | 54.9 | 6 | Smart Money Quality / Earnings / RS80 | 5日F+QI +162.2億ウォン・RS80 Focus |
| 5 | 080220.KQ | 제주반도체 | 51.4 | 5 | Quality / Cycle Rerating / Kiwoom | ROE 17.4%・OP YoY +274.4%・Δmarg +6.0pp |
| 6 | 252990.KQ | 샘씨엔에스 | 49.0 | 3 | Quality / Cycle Rerating / Kiwoom | ROE 9.7%・OP YoY +182.7%・Δmarg +9.1pp |
| 7 | 098120.KQ | 마이크로컨텍솔 | 47.7 | 3 | Quality / Cycle Rerating / Kiwoom | ROE 23.1%・OP YoY +73.5%・Δmarg +3.0pp |
| 8 | 000660.KS | SKハイニックス | 46.9 | 5 | Quality / Cycle Rerating / Kiwoom | ROE 35.6%・OP YoY +101.2%・Δmarg +13.1pp |
| 9 | 402340.KS | SKスクエア | 44.5 | 4 | Quality / Consensus Up / Kiwoom | ROE 31.9%・OP YoY +124.8%・コンセンサス z+4.07 |
| 10 | 003350.KS | 韓国化粧品製造 | 39.4 | 5 | Quality / Smart Money / Cycle | ROE 30.6%・OP YoY +24.2%・Δmarg +2.0pp ⚠️DARTリスク開示4件 |
注目上位3銘柄
1. サムスン電子(005930.KS) — 営業レバレッジが再評価につながるケース
韓国最大の半導体・家電コングロマリット。OP YoY +33.2%、マージン改善+2.2ppを背景にQuality Compounder・Cycle Rerating・PEADの3軸が揃った。RS80スクリーナーも通過し、「Watch - fund」ステージ。注意点は大きい:5日間で外国人+機関が1兆8,295億ウォンを売り越し、個人が2,959億ウォンで吸収している構図。ファンダメンタルズの改善は明確だが、機関・外国人の需給が修復されるまで上昇は重い可能性がある。次に確認すべきは需給の反転シグナルと次四半期業績ガイダンス。
2. 씨젠(096530.KQ) — 好業績銘柄に機関・外国人と需給が同時につくケース
分子診断キットメーカー。OP YoY +309.7%と突出した利益成長に加え、マージン改善幅+11.3ppはスクリーナー全体でもトップ水準。Smart Money Qualityスクリーナーで5日間F+QI流入+215.2億ウォンを記録し、個人が−217.0億ウォンの売りを出したところを外国人・機関が吸収した。DARTには9月28日付で中間配当落ちの開示があり、株主還元姿勢も確認できる。ROE 4.8%はまだ低水準で、利益の持続性が次の焦点。
3. パンオーシャン(028670.KS) — 実績改善に外国人・機関の需給確認が加わるケース
バルカー・タンカー中心の海運会社。RS80スクリーナーで「Focus Candidate」に浮上(pivot gap +2.3%、20日需給/売買 +6.01%)。5日間F+QI +162.2億ウォン、個人−152.5億ウォン吸収と需給方向は明確。DARTに10月1日付・9月28日付の単一販売・供給契約公示(触媒2件)が確認されており、具体的な契約フローが株価再評価の根拠になり得る。次に確認すべきは海運市況と契約単価の持続性。
本稿は公開市場分析であり、特定銘柄の売買推奨ではありません。スクリーナーへの該当は調査候補の選定であり、投資判断には個別の詳細調査が必要です。