マクロダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 6,384.2 | −8.8% | 📉 弱気 |
| KOSDAQ | 849.2 | −4.9% | 📉 弱気 |
| VIX | 15.5 | +3.3% | 🟢 安定 |
| 米10年金利 | 5.24% | −0.07pp | → 横ばい |
| USD/KRW | 1,333 | −0.8% | → 横ばい |
| ブレント原油 | 106.2ドル | +5.9% | 📈 上昇 |
- 韓国レジーム: Bear(成長懸念・指数急落ドライバー)
- 米国レジーム: Bull(明確な単一圧力なし)
- KR・US乖離スタンス: KR縮小、US維持
- 先物ベーシス +3.33、市場プログラム売り −1兆662億ウォン、OI +11,163増加
マーケットラップ
当日クローズブリーフィングは未取得。2026年10月12日付のResearch OS同日DBスナップショットを使用。
全面安のセッションだった。2,596銘柄のうち上昇353・下落2,024・横ばい219。ADRプロキシ17.4、平均騰落率−2.47%。KOSPI5日変化−8.8%という売り圧力の強さがそのまま個別銘柄に波及した。
LGグループが売りの震源地となった。LGイノテック(011070.KS)は外国人・機関の双方で最大規模の売り越しとなり−16.17%。LG電子(066570.KS)−7.88%、LG化学(051910.KS)−9.08%が連れ安し、グループ全体に売りが広がった。建設セクターも崩れ、現代建設(000720.KS)−7.05%、GS建設(006360.KS)−6.23%。二次電池の三千堂製薬(000250.KS)−12.73%、ロボット関連のレインボーロボティクス(277810.KS)−8.86%など中小型テーマ株にも強い売り圧力がかかった。
数少ない逆行高はHMM(011200.KS)+4.81%。外国人・機関の双方で純買い上位に入り、海運セクターへの選別物色が確認できた。三養食品(003230.KS)+2.13%も外国人が買い越し。ディフェンシブ側では、サムスン火災(000810.KS)+1.63%、新韓持株(055550.KS)+1.01%など金融の一角がわずかにプラスを維持した。
機関フローの特徴は金融セクターへの集中だ。KB金融(105560.KS)、現代自動車(005380.KS)、LGエナジーソリューション(373220.KS)を買い越す一方で、LGイノテック・LG電子・LG化学を大量売り越し。グループ内乗り換えではなく、指数下落局面でのディフェンシブ・バリューへのシフトとみるのが自然だろう。
外国人は選別的で逆張り色が強い。ブイエム(089970.KS)−7.45%とケイシーテク(281820.KS)−8.55%の下落銘柄を買い越した一方、LGイノテックを最大規模で売り越した。全体として「広範な売り+ごく一部の選別」という典型的なリスクオフ地合いだった。
本日の優良再評価候補
KRメタスクリーナー2026-10-12版を優先使用。スクリーナー交差サマリーでは当日2重複以上の重複なし(PEADソースは2026-10-09付、3日前)。メタスクリーナーの順位を採用し、その根拠を以下で補足する。
候補テーブル(上位10銘柄)
| 順位 | ティッカー | 銘柄名 | スコア | 証拠軸数 | ヒット | 主要指標 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 009150.KS | サムスン電機 | 58.5 | 5 | Quality + Cycle + Surface + DART触媒 | ROE 7.4%, OP YoY +24.3%, マージン+0.9pp |
| 2 | 028670.KS | パン・オーシャン | 55.3 | 6 | Smart Money Quality + Earnings + RS80 | F+QI 5日+318億W, ピボットギャップ+2.1% |
| 3 | 098120.KQ | マイクロコンタクトソル | 54.3 | 5 | Quality + Smart Money + Earnings + Cycle | ROE 23.1%, OP YoY +73.5%, マージン+3.0pp |
| 4 | 252990.KQ | サムシーエンエス | 53.4 | 4 | Quality + Smart Money + Earnings + Cycle | ROE 9.7%, OP YoY +182.7%, マージン+9.1pp |
| 5 | 096530.KQ | シージェン | 52.7 | 5 | Quality + Cycle + Surface | ROE 4.8%, OP YoY +309.7%, マージン+11.3pp ⚠️ |
| 6 | 033780.KS | KT&G | 46.6 | 4 | Quality + RS80 + Surface | ROE 11.7%, DART自社株消却決定 |
| 7 | 443060.KS | HD現代マリンソリューション | 45.0 | 4 | Quality + Cycle + Surface | ROE 33.7%, OP YoY +28.9% ⚠️ |
| 8 | 080220.KQ | チェジュ半導体 | 44.5 | 5 | Quality + Cycle + Surface | ROE 17.4%, OP YoY +274.4% ⚠️ |
| 9 | 025560.KQ | ミレ産業 | 42.8 | 3 | Quality + Surface + DART触媒 | ROE 8.8%, 販売契約公示2件 |
| 10 | 021240.KS | コウェイ | 38.7 | 4 | Quality + RS80 + Surface | ROE 17.1%, 外国人保有54.2% |
⚠️ = Kiwoom空売り・分配リスクフラグあり
上位3銘柄の詳細
1位:サムスン電機(009150.KS)— スクリーナー信号と公式触媒の交点
MLCCと半導体パッケージ基板を主力とするサムスングループの電子部品メーカー。本日のメタスクリーナーではクオリティ・コンパウンダーとサイクル・リレーティングが成立し、さらに当日付DARTでIR開催告知・決算実績予告の2件が確認された。個人の−139億ウォン売りを外国人・機関(質的機関)が吸収している点も評価に値する。ROE 7.4%は見栄えが良くないが、OP YoY +24.3%とマージン改善+0.9ppはサイクルボトムからの回復を示す。PEADスクリーナー(10月9日付)でもTier C入り(OP YoY +24.3%)——実績改善後のドリフト継続を確認すべき局面だ。次の確認ポイントはIRの内容とQ3実績の数字。
2位:パン・オーシャン(028670.KS)— スマートマネーが拾い続ける海運株
コリア・ドライバルク海運大手で、穀物・石炭・鉄鉱石の輸送を主力とする。本日の全面安の中、外国人・機関(F+QI)の5日累計純買いは+318億ウォン。個人の−290億ウォン売りを逆方向に吸収した構図がスマートマネー・クオリティとスマートマネー・アーニングスの双方を通過させた根拠だ。RS80「フォーカス候補」指定(ピボットギャップ+2.1%、ボックスリスク−15.5%)は早期ステージを示唆する。ブレント+5.9%(5日)はコスト面でネガティブだが、コモディティ需要回復の代理シグナルとして市場が読んでいる可能性がある。DARTでは9月末の単一販売・供給契約締結(触媒2件)を確認済み。次の確認は直近の運賃トレンドとQ3ガイダンス。
3位:マイクロコンタクトソル(098120.KQ)— 全軸が揃うKOSDAQ小型精密部品株
半導体・ディスプレイ検査用コンタクトプローブを製造するKOSDAQ銘柄。ROE 23.1%、OP YoY +73.5%、マージン改善+3.0ppとクオリティ指標が突出している。スマートマネー・クオリティ(5日F+QI +36.8億W)、スマートマネー・アーニングス、サイクル・リレーティングの3軸が同時成立し、PEADのTier Aにも掲載(10月9日付)。リスク性DARTはゼロで、純粋なファンダメンタル+フロー候補として扱える。本日も個人の−39.8億ウォン売りを外国人・機関が吸収。ただし時価総額は小型であり、流動性プレミアムには注意が必要。52週高値まで3.3%以内に接近中であることも次のカタリスト確認が急がれる理由だ。
本稿は公開市場情報に基づく調査・情報提供を目的としており、特定銘柄の売買推奨ではありません。スクリーナー通過は後続リサーチの候補選定であり、投資判断には独自の検証が必要です。