韓国クオリティ・リレーティングWatch 2026-10-20: セルトリオン・HMM・ロッテレンタル — 下落相場でも資金が向かう銘柄

KOSPIが5日で−7.6%急落し弱気圏へ。全面安の中でもセルトリオン・HMM・ロッテレンタルに機関・外国人資金が流入。クオリティ・スマートマネー・サイクルの3層スクリーニングで本日の再評価候補を選定。

1. マクロダッシュボード

指標現在値5日変化シグナル
KOSPI5,552.7−7.6%📉 弱気
KOSDAQ782.0−5.1%📉 弱気
USD/KRW1,328−0.9%→ 横ばい
VIX18.8+11.4%🟢 安定圏
米10年債利回り5.14%−0.08pp→ 横ばい
ブレント原油$111.2+5.0%📈 上昇

レジーム判定: 韓国=ベア、米国=ブル。KOSPIは5日で−7.6%、50日線超え銘柄比率は29.1%と明確な弱気圏。米国は指数推移が堅調だが市場幅は25.6%と狭く、集中リスクを内包。スタンス:韓国は縮小、米国は維持。


2. マーケットラップ

同日の詳細クローズブリーフィングが未入手のため、Research OS DBスナップショット(2026-10-20)を使用。

本日のKOSPI・KOSDAQは全面安。調査対象2,593銘柄のうち上昇391、下落1,963。ADRプロキシは19.9まで低下し、平均騰落率は−1.57%。リスクオフの売り圧力が市場全体を覆い、選別買いよりも幅広い換金売りが優勢だった。

外国人フロー:買いはエネルギー・金融セクターへ集中。S-Oil(010950.KS、−7.81%)、GS(078930.KS、−5.12%)、신한지주(Shinhan Financial、055550.KS、−1.61%)などが外国人の純買い上位に並んだ。一方、売りは二次電池・再生エネルギーに集中。한화솔루션(Hanwha Solutions、009830.KS、−10.01%)、에코프로(086520.KQ、−7.74%)、HD현대에너지솔루션(322000.KS、−11.70%)から資金が抜けた。

機関フロー:KB금융(105560.KS、−1.11%)、현대모비스(012330.KS、−4.79%)、삼성바이오로직스(207940.KS、−2.52%)を買い支え。S-Oil、LG전자(066570.KS)、에코프로비엠(247540.KQ)は外国人と機関が揃って売り越し。

フローの構造は明確だ。「二次電池・再生エネから撤退、金融・ヘルスケアへ選別的に待避」。全体が崩れる中でも資金の行き先は存在する。その逆張り先を拾うのが本日のスクリーニング作業だ。


3. 本日のクオリティ再評価候補

KRメタスクリーナー(2026-10-20)を主軸に、スクリーナー重複とファンダメンタル・資金流入・再評価触媒の3層で候補を検証した。PEADソースは本日データなし。

上位候補テーブル(Top 10)

ランクティッカー銘柄名メタスコア証拠数主なスクリーナー注意点
1068270.KSセルトリオン61.26Cycle Rerating, SM Quality, SM Earnings, RS80空売り5.9%
2098120.KQマイクロコンタクトソル51.44Cycle Rerating, Quality Compounder, Kiwoom−
3011200.KSHMM46.36Consensus Up, SM Quality, RS80 Not-Late−
4096530.KQシージェン44.65Cycle Rerating, Quality Compounder空売り10.8%
5089860.KSロッテレンタル43.15Cycle Rerating, RS80 Not-Late−
6021240.KSコウェイ39.65Quality Compounder, RS80 Not-Late空売り15.2%、外国人持分54%
7204620.KQグローバルタックスフリー39.14Quality Compounder, Kiwoom−
8003350.KS韓国化粧品製造39.04Cycle Rerating, Quality CompounderDARTリスク公示3件
9033780.KSKT&G33.64Quality Compounder, RS80 Not-Late外国人5日純売り−47.8億ウォン
10265740.KQNFC33.52Quality Compounder−

トップ3 詳細

1位 セルトリオン(068270.KS)— スコア61.2、証拠6ファミリー

バイオシミラー最大手。本日のポイントは資金構造だ。個人投資家が2,454億ウォンを売り出す一方、外国人+質的機関が2,002億ウォンを吸収した。「個人が投げ、スマートマネーが拾う」構図が5日間で確認されている。ファンダメンタルも裏付けがある。マージン変化は+14.2ポイント、直近の暫定決算公示(2026年10月12日)で実績改善を確認済み。さらにCTP13(ジンペントラ)韓国臨床フェーズ3申請承認(10月14日)と自己株式取得完了報告(10月20日)という触媒が重なる。空売り比率5.9%は構造的リスクとして低め。次の確認点は暫定決算の詳細数値と、外国人フローの持続性。

2位 マイクロコンタクトソル(098120.KQ)— スコア51.4、証拠4ファミリー

半導体テスト用コンタクトソリューションを手がけるコスダック中小型株。ROE 23.1%、営業利益前年比+73.5%という強い収益性に加え、マージンが+3.0ポイント改善中。機関の買い順位271位、外国系窓口も買い越しで、本日の全面安の中でも資金の流れが確認される。「ファンダメンタルが今日の市場表面でも裏付けられる候補」というアングルが成立している。DARTの最近公示は役員持分報告1件(中立)。後続確認は受注状況と半導体投資サイクルの継続性。

3位 HMM(011200.KS)— スコア46.3、証拠6ファミリー

韓国最大の海運会社。コンセンサス上方修正(コンポジットz値+0.46)、5日間外国人+質的機関純買い+1,005億ウォン、個人売り2,193億ウォンを吸収という資金フローの3点セットが揃う。RS80 Not-Lateスクリーンを通過しており(Focus Candidate、pivot gap +3.9%、box risk −16.5%)、「過熱による乗り遅れ」リスクが低い初期段階の候補と判断できる。10月15日の新規設備投資公示も注目材料。ただし本日ブレント原油が+5.0%上昇しており、燃料コストへの波及を次の確認ポイントとして押さえておきたい。


本セクションは調査・後続リサーチの候補リストです。売買推奨ではありません。データは2026年10月20日時点のスクリーニング結果に基づきます。

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