1. マクロダッシュボード
| 指標 | 現在値 | 5日変化 | シグナル |
|---|---|---|---|
| KOSPI | 5,552.7 | −7.6% | 📉 弱気 |
| KOSDAQ | 782.0 | −5.1% | 📉 弱気 |
| USD/KRW | 1,328 | −0.9% | → 横ばい |
| VIX | 18.8 | +11.4% | 🟢 安定圏 |
| 米10年債利回り | 5.14% | −0.08pp | → 横ばい |
| ブレント原油 | $111.2 | +5.0% | 📈 上昇 |
レジーム判定: 韓国=ベア、米国=ブル。KOSPIは5日で−7.6%、50日線超え銘柄比率は29.1%と明確な弱気圏。米国は指数推移が堅調だが市場幅は25.6%と狭く、集中リスクを内包。スタンス:韓国は縮小、米国は維持。
2. マーケットラップ
同日の詳細クローズブリーフィングが未入手のため、Research OS DBスナップショット(2026-10-20)を使用。
本日のKOSPI・KOSDAQは全面安。調査対象2,593銘柄のうち上昇391、下落1,963。ADRプロキシは19.9まで低下し、平均騰落率は−1.57%。リスクオフの売り圧力が市場全体を覆い、選別買いよりも幅広い換金売りが優勢だった。
外国人フロー:買いはエネルギー・金融セクターへ集中。S-Oil(010950.KS、−7.81%)、GS(078930.KS、−5.12%)、신한지주(Shinhan Financial、055550.KS、−1.61%)などが外国人の純買い上位に並んだ。一方、売りは二次電池・再生エネルギーに集中。한화솔루션(Hanwha Solutions、009830.KS、−10.01%)、에코프로(086520.KQ、−7.74%)、HD현대에너지솔루션(322000.KS、−11.70%)から資金が抜けた。
機関フロー:KB금융(105560.KS、−1.11%)、현대모비스(012330.KS、−4.79%)、삼성바이오로직스(207940.KS、−2.52%)を買い支え。S-Oil、LG전자(066570.KS)、에코프로비엠(247540.KQ)は外国人と機関が揃って売り越し。
フローの構造は明確だ。「二次電池・再生エネから撤退、金融・ヘルスケアへ選別的に待避」。全体が崩れる中でも資金の行き先は存在する。その逆張り先を拾うのが本日のスクリーニング作業だ。
3. 本日のクオリティ再評価候補
KRメタスクリーナー(2026-10-20)を主軸に、スクリーナー重複とファンダメンタル・資金流入・再評価触媒の3層で候補を検証した。PEADソースは本日データなし。
上位候補テーブル(Top 10)
| ランク | ティッカー | 銘柄名 | メタスコア | 証拠数 | 主なスクリーナー | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 068270.KS | セルトリオン | 61.2 | 6 | Cycle Rerating, SM Quality, SM Earnings, RS80 | 空売り5.9% |
| 2 | 098120.KQ | マイクロコンタクトソル | 51.4 | 4 | Cycle Rerating, Quality Compounder, Kiwoom | − |
| 3 | 011200.KS | HMM | 46.3 | 6 | Consensus Up, SM Quality, RS80 Not-Late | − |
| 4 | 096530.KQ | シージェン | 44.6 | 5 | Cycle Rerating, Quality Compounder | 空売り10.8% |
| 5 | 089860.KS | ロッテレンタル | 43.1 | 5 | Cycle Rerating, RS80 Not-Late | − |
| 6 | 021240.KS | コウェイ | 39.6 | 5 | Quality Compounder, RS80 Not-Late | 空売り15.2%、外国人持分54% |
| 7 | 204620.KQ | グローバルタックスフリー | 39.1 | 4 | Quality Compounder, Kiwoom | − |
| 8 | 003350.KS | 韓国化粧品製造 | 39.0 | 4 | Cycle Rerating, Quality Compounder | DARTリスク公示3件 |
| 9 | 033780.KS | KT&G | 33.6 | 4 | Quality Compounder, RS80 Not-Late | 外国人5日純売り−47.8億ウォン |
| 10 | 265740.KQ | NFC | 33.5 | 2 | Quality Compounder | − |
トップ3 詳細
1位 セルトリオン(068270.KS)— スコア61.2、証拠6ファミリー
バイオシミラー最大手。本日のポイントは資金構造だ。個人投資家が2,454億ウォンを売り出す一方、外国人+質的機関が2,002億ウォンを吸収した。「個人が投げ、スマートマネーが拾う」構図が5日間で確認されている。ファンダメンタルも裏付けがある。マージン変化は+14.2ポイント、直近の暫定決算公示(2026年10月12日)で実績改善を確認済み。さらにCTP13(ジンペントラ)韓国臨床フェーズ3申請承認(10月14日)と自己株式取得完了報告(10月20日)という触媒が重なる。空売り比率5.9%は構造的リスクとして低め。次の確認点は暫定決算の詳細数値と、外国人フローの持続性。
2位 マイクロコンタクトソル(098120.KQ)— スコア51.4、証拠4ファミリー
半導体テスト用コンタクトソリューションを手がけるコスダック中小型株。ROE 23.1%、営業利益前年比+73.5%という強い収益性に加え、マージンが+3.0ポイント改善中。機関の買い順位271位、外国系窓口も買い越しで、本日の全面安の中でも資金の流れが確認される。「ファンダメンタルが今日の市場表面でも裏付けられる候補」というアングルが成立している。DARTの最近公示は役員持分報告1件(中立)。後続確認は受注状況と半導体投資サイクルの継続性。
3位 HMM(011200.KS)— スコア46.3、証拠6ファミリー
韓国最大の海運会社。コンセンサス上方修正(コンポジットz値+0.46)、5日間外国人+質的機関純買い+1,005億ウォン、個人売り2,193億ウォンを吸収という資金フローの3点セットが揃う。RS80 Not-Lateスクリーンを通過しており(Focus Candidate、pivot gap +3.9%、box risk −16.5%)、「過熱による乗り遅れ」リスクが低い初期段階の候補と判断できる。10月15日の新規設備投資公示も注目材料。ただし本日ブレント原油が+5.0%上昇しており、燃料コストへの波及を次の確認ポイントとして押さえておきたい。
本セクションは調査・後続リサーチの候補リストです。売買推奨ではありません。データは2026年10月20日時点のスクリーニング結果に基づきます。