韓国テーマETFリバランス需給:半導体中小型に再配分買い、大型株には比率上限圧力

KR Theme ETF Rebalance Flow v1の初回実行では、韓国テーマETFの定期入替・比率上限調整による機械的需給候補を検出した。2026年6月12日時点では、最も強いシグナルは原発/SMRではなく半導体装置・素材だった。

TL;DR

  • Thesis OSに KR Theme ETF Rebalance Flow v1 を追加した。韓国テーマETFの定期リバランスと構成比率上限調整による機械的需給を追跡するモニターだ。
  • 初回実行では 31本のETF をスキャンし、30本が有効、構成銘柄行は 291行、候補は 69銘柄 だった。
  • 再配分買い候補は 60銘柄、比率上限による売り圧力候補は 9銘柄
  • 最も強いシグナルは原発/SMRではなく、半導体装置・素材 に集中した。
  • リノ工業、EO Technics、Soulbrain、DB HiTek、Hanmi Semiconductor、ISC、Wonik IPSが上位候補だった。

1. モニターが測るもの

このモニターはETF内の比率再配分proxyを推計する。

ETF別フロー = ETF NAV × 目標比率変化
銘柄別フロー = 複数ETFのフロー合算
強度 = 推定フロー / 20日平均売買代金

データはNaver ETF surfaceのconstituentListtotalNavと、ローカルDBの20日平均売買代金を使う。構成銘柄が想定capを超える場合、その超過分をcap未満の構成銘柄へ現行比率に応じて再配分すると仮定する。

これは公式PCFではない。実際の売買シグナルとして使うには、運用会社のPDF/PCF、指数メソドロジー、実際のcap rule、引け・大引けオークションの売買代金を確認する必要がある。

項目数値
基準日2026-06-12
スキャンETF31
有効ETF30
構成銘柄行291
候補69
再配分買い60
cap trim9
信頼度medium-low

2. 再配分買い候補

銘柄推定フローFlow/ADV20当日騰落
リノ工業2,704億ウォン+2.68x+4.7%
EO Technics1,978億ウォン+2.49x+21.4%
Soulbrain694億ウォン+2.44x+24.4%
DB HiTek2,643億ウォン+2.02x+12.3%
Hanmi Semiconductor7,210億ウォン+1.81x+24.1%
ISC920億ウォン+1.76x+20.7%
Wonik IPS2,111億ウォン+1.63x+30.0%

絶対額だけでなく、通常売買代金に対する強度が重要だ。中小型の半導体装置・素材株は大型株よりも機械的フローに敏感になりやすい。

3. 比率上限圧力候補

銘柄推定フローFlow/ADV20解釈
SK Hynix-1.76兆ウォン-0.15x技術的圧力、ショート論拠ではない
Samsung Electronics-493億ウォン-0.00x相対的な影響は小さい
Samsung Electro-Mechanics-5,149億ウォン-0.21x技術的売り圧力を確認
LS ELECTRIC-470億ウォン-0.15x確認なしの追随買いは避ける
Doosan Enerbility-265億ウォン-0.07x原発テーマの観察候補

cap trimは自動的な売り判断ではない。価格が持ちこたえれば、機械的売りを吸収する実需があるというシグナルにもなる。

4. 実践的な使い方

ステップ確認事項
1ETF公式PDF/PCF
2指数メソドロジーとcap rule
3引け・大引けオークション売買代金
4T+1/T+3の相対強度
5プログラム・外国人・機関投資家フローの一致

結論

初回実行の答えは、韓国テーマETFのリバランス需給では 半導体中小型への再配分 が最も強いというものだった。ただし信頼度はmedium-lowであり、公式データと実際の約定確認前はあくまで監視リストとして扱うべきだ。

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