文脈:本稿は Samsung HBM4E 12-high samples、Jensen Huang’s HBM4 three-vendor comment、Sam-Ha-Ma parity follow-up の続編です。
TL;DR
- Samsung ElectronicsとSK hynixは、HBM4E 12段で同じ世代の競争に入りました。両社とも12段、48GB、最大16Gbps級のサンプルを発表しています。
- 発表はSamsungが先でした。Samsungは2026年5月29日にHBM4E 12段サンプル出荷を発表し、SK hynixは2026年6月18日に主要顧客へのサンプル供給を発表しました。
- ただし、現在の供給地位と顧客ロックインはSK hynixが優位です。ReutersがCounterpointを引用した報道では、2026年1QのHBMシェアはSK hynix 58%、Samsung 21%、Micron 21%です。
- 本当の論点はサンプル発表の順番ではありません。2026年3Q-4Q決算シーズンに顧客認証、量産出荷、2027年の割当が見えるかが重要です。
なぜHBM4E 12段が重要か
HBM4E 12段は、次世代AI GPUとカスタムAI ASICのメモリ割当が再び開く局面だから重要です。HBM4Eは単にHBM3Eを速くした製品ではありません。インターフェース、ベースダイ、パッケージ、熱設計が変わります。顧客は信号品質、熱、電力効率、量産歩留まり、供給安定性を再確認する必要があります。
Samsungは1c DRAM、Samsung Foundryの4nmロジックベースダイ、安定14Gbpsから最大16Gbps、48GBを強調しました。SK hynixは最大16Gbps、48GB、Advanced MR-MUF、電力効率改善、熱抵抗低下を強調しました。
投資上の意味
Samsungは、サンプルが顧客認証、量産、2027年割当に進むことを証明する必要があります。これが確認されれば、SamsungのHBMディスカウントは縮小する可能性があります。
SK hynixは、HBM4Eでもリーダーシップを維持できることを証明する必要があります。強みはNVIDIAとの複数年パートナーシップと現在のシェアです。リスクはSamsungとMicronの参入で独占プレミアムが薄まることです。
最初の確認時期は2026年10-11月です。見るべき言葉は “qualification”, “mass production shipment”, “2027 allocation” です。より信頼度の高い確認は2027年上期に、HBM売上構成、メモリマージン、ASP、市場シェアで現れます。
結論
SK hynixはまだ前にいます。ただしSamsungはHBM4Eで再び競争の中に戻りました。これから市場が見るべきものは、サンプル発表ではなく、顧客認証、量産歩留まり、2027年の割当です。
主な出典:Samsung Semiconductor、SK hynix Newsroom、Samsung-AMD、Reuters、NVIDIA Newsroom。